タイトルの「YES-NO」は1980年6月に発売されたオフコース通算19枚目のシングルです。
作詞作曲はもちろん小田和正さん。
胸が張り裂けるような恋愛感情を抱く苦しい想いをした女性がいました。
彼女はわたしの事務処理なども担っており、事務所でお客様からの仕事依頼などに関する情報も受けていました。
彼女とは同い年という事もあり、気軽に話ができる方で、仕事に結びつく情報なども教えてもらっていました。
その事で成約になり会社から褒賞を受け、そのお礼として彼女に洒落た店などに誘って食事をしていました。
あの当時は横浜、渋谷などへ車で出かけ普通にお酒を飲んでましたね(笑)
今では考えられませんが・・・
本当に仲の良い友達の関係だったと思います。
良く彼女の恋の相談にものっていたと思います。
当時彼女は同じ会社の妻子ある男性に好意を持っていました。
だから、恋愛対象と言うよりはやはり女友達のひとりとしてみていました。
ある日、恒例の社内若者達による飲み会があり、互いに酔いつぶれ、彼女とわたしの二人は別行動となりその夜男女の関係となりました。
今思えば、その日を境に彼女に対する想いが変わったと思います。
とは言え、彼女の好意を寄せる人は別にいて、事情も良く知っているので恋愛の対象としてみる訳にはいきません。
そうなると人の気持ちとは残酷で叶わない恋だと余計に感情が高ぶっていきます。
その当時の自分の心境を綴った文章が出てきました。
それを今読むと恥ずかしくなるほどの感情の起伏・・愛は盲目と云うのも分かります。
そんなわたしの気持ちを察したのか、彼女は冷静にいつも接してくれていました。
大人の女性の対応というやつですね。社内で話しかけても何でもない笑顔で答えてくれる。
人を好きになるというのは本当に辛いですよね。
~YES-NO~
♪
今なんて言ったの? 他の事考えて 君の事ぼんやり見てた
好きな人はいるの? 答えたくないなら 聞こえない振りをすればいい
君を抱いていいの? 好きになっていいいの?
君を抱いていいの? 心は今 何処にあるの?
ことばがもどかしくて うまく言えないけれど
君のことばかり 気になる
ほら また 笑うんだね ふざけているみたいに
今 君の匂いがしてる
君を抱いていいの? 好きになっていいの?
君を抱いていいの? 夏が通り過ぎてゆく・・
【追記】
・・・実は当時の自分の心境を綴った文章がでてきたのは最近の事。
今まで一度も思い返した事のなかった恋が、実はその時胸が張り裂けるような、そして苦しんでいた恋だったんだと今更ながらに気づかされました。