おはようございます。
院長の坂口です。
よく患者さんから、『どうして静脈瘤になるのですか？』と聞かれます。
静脈瘤の原因は、伏在静脈の弁不全です。
じゃあ、その原因は？
立ち仕事、肥満、便秘、遺伝、
女性であれば、出産・妊娠が
契機になることが多いと言われています。
しかし、根本的には人類が２足歩行を始めたことに関係しています。
足と心臓に高さの差が生じたものの、足の血液を効率よく心臓へ返す
体の構造がまだ完全には出来上がっていないため、と考えられています。
ですから、下肢静脈瘤は他の動物にはほとんどなく、人類特有の病気ともいえます。
例えば、キリンは足が長くても、皮膚が厚く、天然の弾性ストッキングを履いているような
体の構造になっています。
ところで、うちの愛犬 ”ランジュ” は、よく２足歩行をやります。
もしかしたら下肢静脈瘤になるかも？
そんなことはないですよね。
下肢静脈瘤でのお悩みがある方は、是非当クリニックにご相談ください。
気になったときが、治療のタイミングです。
明るいスタッフが、皆様のご来院をお待ちしております。
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