留学経験者の貴重な体験談がふんだんに盛り込まれている一冊
留学を考えていらっしゃる方、迷われている方にお薦めの一冊です。また実践的英語力を伸ばしたいと学習方法を模索していらっしゃる方にも役に立つと考えます。
第一章では、「日本の学校に通いながら、英語をどう学ぶか」が書かれています。帰国子女ではなく、基本的には大学で留学するまで、日本で英語を学習してきた方々の体験談です。学習法の工夫や、具体的なテキスト名まで出ています。私にとっては、複数の方が、いわゆるお金のかかる英才教育などを受けたわけではないけれど、「英語は楽しいという記憶」を持っていらっしゃったというのが印象的でした。更に、学費を倹約するための進路の工夫やどのような奨学金を受けたのかという例なども載っています。
第二章では「世界で使える英語は、どうすれば身につくのか」というタイトル。
留学後の英語についての苦労とその克服の仕方などが書かれています。
第三章は、「身につけた英語を、どう社会で活かすのか」について。海外の大学で学んで良かったことなどについて書かれています。また、日本国内で留学に近い環境に身を置く選択肢などについても触れられています。
私にとって印象的だったこと:子供英語教室の講師としてのやりがい
上記でも触れましたが、子供の頃に、近所のこぢんまりとした個人経営の、もしくは大手のフランチャイズの子供英語教室で、遊び感覚で英語に触れていて、その時の「英語は楽しいという記憶」がその後の英語学習に繋がったというのが、私にとっては本当に印象的でした。
私は数年後に、子供英語教室の講師をすることを検討しています。私が検討しているのは、やはりゲームや歌などが中心で、幾分、異文化にも触れながら楽しむような教室です。そういう教室での経験が、将来、世界に羽ばたく一歩を踏み出す時の、大きな一助となることは、子供英語教室の講師をするモチベーションをアップさせてくれます。大げさかもしれませんが、グローバル人材を育成する一翼を担えるのだと。そんな気持ちも強く抱かせてくれる一冊です。