福岡にまた足を踏み入れた。

同僚の阿部さんが夜美味いものを食いましょう!と言ってくれたので中洲に一泊したもののそのホテルが最悪だった。

冷房は効かない、洗面所は汚い、冷蔵庫は冷えない、テレビもつかない。

やはりどんなに綺麗な外観でも築年数の古いビジネスホテルは絶対泊まらないほうが良い。
内装にばかり金かけて、設備の更新なんかやりやしないんだから。

見た目より築年数。これ出張の鉄則だ。


また、中洲のホテルはどうも私たちのような出張族よりもガンガン中洲で遊ぶためにきましたみたいな若者が多いようにも感じた。


深夜、暑い部屋でようやく眠りに落ちたのも束の間、何やら部屋の外が騒がしく目が覚める。

なんだなんだと覗いてみると、ブルーエンカウントのような感じの連中が私の部屋の扉を指差してゲラゲラ笑っている。ニアリーイコール。

あまりにもうるさいのでフロントに電話しようかと思ったもののどんな復讐にあうかもわからないので我慢することにした。

数分後にようやくブルーエンカウントはいなくなった。もっと光を。

いったいブルーエンカウントは何を見て騒いでいたのだろう?とおそるおそる部屋を出て確認してみると、自身の部屋番号を見て、ああ、なるほどこれか…と思った。デイバイデイ。

部屋番号は0721

子供だなあ。

中洲も子供。観光客も子供。そしてブルーエンカウントも本当に子供。マジでデイバイデイバイデイバイデイそう全身全霊かけて。


福岡ではまずヤリうどんを食べて刺身を食べて馬刺しを食べて豚骨ラーメンを食べて、帰る直前に豚骨黒カレーを食べた。たしかに全部うまい。

しかし一番興奮したのはタクシー難民になりかけてから奇跡的に阿部さんがタクシーを一台手配できた瞬間だった。
地方はタクシー密度が終わってるから嫌なのだ。


ちなみにお土産に買って帰った、にわか煎餅にお面がついていた。

「うおい!これ博多豚骨ラーメンズでにわか侍がつけてたお面やないかい!ちなみに推しはサブマリン忍者!」と言うか
「うおい!これ筑前りょう太が入場のときに被ってるお面やないかい!ちなみに推しは明太キッド!」と言おうか迷ったが、前者にしても後者にしてもどうせすべるし、
お調子者の事務が『こわいこわいこわい』みたいないじりをしてくるだろうからやめた。


暗闇の中を1人で歩いていく。
きっと明日になれば、照らされると信じて。


岸田教団&明星ロケッツは基本全曲クソだ。
けれどもストレイだけは後世に残したい名曲だ。
心の底からそう思うし、いまもその曲に支えられるときがある。