2026年8月回もそれはそれは素晴らしいものであった。

特に後編は怒涛だ。

ガッポリ建設解散においてのムロさんの動きは彼自身が小堀さんの物語におけるヒロインとしての立ち位置を完全に確立させたように思える。

解散直後の「最後に30万まわしてくれねえか」なんて懇親のギャグじゃないか。

そしてなんといっても衝撃的だったのが小堀さんに彼女ができたことだろう。

前編でのプロゴルファーとの勝負デートの場所を、私が中学生の時にカツアゲをされた錦糸公園にしていたのも感慨深く、そこでキスを迫ってキレられるのもたまらなく面白い。

それをうけてのまさかの別の彼女爆誕。

しかも借金持ち。

まったく、彼の物語は第三者の無責任な見方をすれば最高じゃないか。

事実は小説よりも奇なり。

誰が小堀さんを作品化できるだろうか。できるわけがない。


けれども私の一番の驚きはそこではない。


小堀さんの彼女が、缶ビールをストローで飲んでいたところだ。


なんか!

なんか!ろくでもなくね!?

なんでだろ!


どうして彼女はビールをストローで飲むのか。
そのことを考えるだけで何日も暇がつぶれた。


「まあそもそもストローの機嫌はビールを飲むことだからね」

友人は私にそう言った。


そこで調べてみると確かにwikipediaにはこうある。

“細長い筒状のもので飲み物を飲む歴史は古く、5000年前にはビールを醸造していたシュメール人が貴金属製の細長い筒を使用して壺の表面に浮いた発酵副産物の下にある液体を飲んでいた”


いやいや。素人の皆さんは甘い。

この時代のビールといまの時代のビールはもう別物だ。

なんたってなんか固形麦とかゴミとか色んなものがまじってるんでしょ?だから純粋な部分だけ飲むためにストローっぽいの使ったんでしょ?多分。


一瞬ビールをストローで飲む人は歴史に造詣の深い博識な人だと思った。

だがまあ、そんなことはない。


結局多分、早く酔えるからとかだろう。


もし目の前にビールをストローで飲む人が現れたら・・・

それはとても恐ろしいことなのかもしれない。