今月のひとりラブホは小岩の2001ホテルです。



小岩といえば学生時代に無茶苦茶通っていたラブホテルがあり、いまはどうなっているのかと確認してみると、そこに建物はなく駐車場になっていた。

建物にも思い出にも寿命がある。

そのラブホテルの一番の特徴はなんといっても初代プレイステーションが配備されていることで、利用するたびに私は相手に「1時間ほど自由にさせてほしい」と伝え、クラッシュバンデグーやぷよぷよをプレイした。


一度一緒に利用した人とぷよぷよ対決を行い、初心者相手に容赦のない7連鎖を二連発したことで相手がブチギレ、怒って帰ってしまったことがあった。

ラブホテルを利用して相手と喧嘩になり険悪な状態で帰ることになったのは、意外と後にも先にもその一回だけだったので、いまとなっては良い思い出だ。


話しを戻して小岩の2001ホテルだが、7時〜22時までという幅のサービスタイムはとても良心的だと思う。

大抵のホテルが13時〜長くても19時くらいまでなので、最大15時間を一律料金で利用できるのは大きい。


けれどもこのホテルの老朽化は顕著で、室内はタバコ臭く、風呂場はカビ臭かったのは反面致命的なマイナスだった。


涼森れむのAVを観て抜き、シャワーを浴びて少し仕事をし、ラブレターズの単独ライブを観て仮眠をとるともう時刻は20時前だったので、私は退室を選択した。


帰りに小岩の歓楽街をすっと横切った。


昔タクシーでこのあたりを通ったときに、下品なネオンの軒下に所狭しと並ぶ下品なスーツの呼び込み達を車の窓越しに見て、思わず「こわっ…」と呟いてしまったことがあった。

それを耳にした運転手さんが「この辺りは本当に怖いですよ。興味がないようでしたら、なるべく近付かないほうが良い」と私に助言してくれた。


個人的に、こういう話をしてくるタクシーの運転手さんはとても好きだ。




タクシーの運転手さんと言えばこのsnsで知り合ったゲチェナさんくらいしか知らないが、彼は元気だろうか。

彼は優しいおじさんで、滑舌が悪すぎて何を喋ってるのかさっぱりわからなかったが、なんとなく居酒屋で仲良くなれそうなカウンターのオッちゃん感があって好きだった。


尤も彼が連れ回していた若いカマキリみたいなお姉ちゃんはめちゃくちゃ嫌いだったわけだが。


二人とももう亡くなってしまったのだろうか。