ケンタッキーは食べられたもんじゃない、とよく健康志向の人たちは言うが、私は大学生の頃からケンタッキーの和風チキンカツサンドが大好きで、それもあって定期的に店舗を利用していた。

店舗によってはマクドナルドほど混んでいるわけでもなく、待ち合わせまでの時間潰しには意外と最適なこともあり、お盆の今日もケンタッキーを訪れることになった。


仕事をするサラリーマンの大きなタイピング音は私を毎回不快にさせるが、それも致し方ないと割り切れば、そこまでお金もかからないし良いことは多い。


だがそれはレジで起きた。


最近のケンタッキーは電子パネルでのタッチで注文させられることがほとんどだが、この日いつものように私は和風チキンカツサンドバーガーのセットを頼むと、いつものように注文完了ボタンを押す前に「カツサンドお願いしまーす」の声が響いた。


それから商品待ちの列になんとなく並んでいると、1,2分して店頭の店員がバックヤード側に向かって「すみませーん。カツサンドいりまーす」と伝えた。


何かの間違いがあったのかはわからないが、なんとなく裏で食べ物を作った人がカツサンドを入れるのを忘れたのだろうというのとが想像できた。

同時に、それが私のカツサンドであることもなんとなくわかった。


実際私より後に商品待ちをしていた男性が別の注文を受け取り、私より先に2階席へあがっていたので、ほぼ確定的ではあった。

まあそういうことはよくある。

別に目くじらを立てることもないので私は手持ちの小説を読みながら順番を待った。


そこから3,4分ほど経過したが、私のカツサンドセットはまだ出てこなかった。

トータル7分以上待たされるのは、混雑状態ではないファストフード店では異常なことだ。

私よりも更に後に並んだ人たち、なんなら私が並んでいる間に電子パネルで注文操作を行っていた人たちすら、私より先に商品を受け取っている。


この違和感に気づくとほぼ同時に、今度はマネージャーらしき人が店頭に来て何かを確認し、バックヤード側にむかい「カツ出てないよー」と伝えた。

2分ほどして、カツサンドが流された。

約10分前に載せられたポテトSとオレンジジュースMのトレイに和風チキンカツサンドバーガーがボンと置かれ、「1728番の方ー」と私の伝票番号が呼ばれた。




大変お待たせいたしました。

遅くなり申し訳ありません。




そのような言葉を畳み掛けられるのだろうか。

それはそれでだるいなーと思いながら、いったいどんな言葉をぶつけられるのだろうと商品を取りに行くと「ありがとーございましたー」とだけ目も見ずに言われ、トレイを渡された。




落ちたもんだなあケンタッキーさんよ。




些細なことではありますが非常にモヤモヤしています。


でも毎回毎回テイクアウトの度にナゲットのソース入れ忘れるマクドナルドさんよりは好きです。