頭が割れるほど痛い。

昔から偏頭痛を持っており、雨の日だったり重めの曇りのような低気圧な日には体調は悪くなることが多かった。

高校生から大学生くらいまでは、市販の頭痛薬をガブ飲みすることでそれに対処していた。

しかしどうやら私は薬が効きやすいようで、市販薬でも服用すると猛烈な眠気に襲われてしまう。

社会人になるとそういった眠気は致命的になってしまうため薬の服用を避け、ひたすら自力回復に努めるしかない。

20代のうちはよかった。

それが30代になり、30後半に差し掛かると、中年が偏頭痛で弱っている姿は目も当てられないものになる。

想像してほしい。

小汚いおっさんが「頭が痛いよ・・・」と机に突っ伏す姿を。

それはもはや不潔だ。


中学生くらいの時に呼んだ彼氏彼女の事情で、女性キャラで一番好きだったマホさんの12歳年上の彼氏(たしか貴志さん)が恋愛や人間関係など煩わしいことが重なると偏頭痛を発症してしまうという設定があった。

あの12歳年上の彼氏の偏頭痛は非常に色気がありカッコよかったが、彼は職業も歯医者だし、12歳上といっても28歳だ。

28歳の歯医者が偏頭痛に悩むのはわかる。

だが私は30代後半の小汚い営業マンだ。
営業マンというよりはむしろくたびれた刑事のようにすら思える。


頭が痛い。病院にいくべきなのかもしれない。


そういえば彼氏彼女の事情は中学生当時めちゃくちゃ面白かったが、いま読むときっと悍ましいだろう。

友人はカレカノ劇中劇の“鋼の雪”が、それは別作品として映像化するべきだ!と熱弁するほど素晴らしいと言っていた。
私が逆に中学生当時、鋼の雪を読んだが、全然良さがわからなかった。

天才科学者と新旧アンドロイドがひたすら苦悩を語り合う。

Wikiで久々にあらすじを読んだが、やっぱり全然面白そうには思えなかった。