小岩駅前のくら寿司で鹿間ユウジをみた。
最後に会ったのは22歳の時だったので、15年間の空白があったわけだが、なんとなく特徴的だったホクロを目にした瞬間、それが鹿間ユウジだということにすぐ気がついた。
茶髪に眼鏡で小太り、それは紛れもなく鹿間ユウジだったが、奥様か彼女か、いずれにせよ同年代くらいの女性と仲良さげに会計をしているところだった。
「おい!お前と会わなくなったせいで名探偵コナン、紺碧のジョリーロジャー以来観てねえよ!ずっと蘭と園子が海賊と戦ってるところで止まってるんだぞ時間が!」
なんてことを言いながら肩を組み、声をかけようと思ったが、すぐにそれは思いとどまった。
冷静に考えれば私は、鹿間ユウジ側から縁を切られていた。
かつては毎年1回会い、劇場版名探偵コナンを観に行く仲だったが、いつの間にか連絡を取らなくなった。
その後このfacebookで鹿間ユウジを見かけ、コンタクトをとった。
はじめこそ再会を喜びながらメッセージのやりとりをしていたが、途中から私が彼の職場に暴言を吐き、人間性を否定し
最終的には彼の趣味の競馬日記に対しコメントで「お前は名馬の足の刺身でも食ってろ。マーベラスサンデー!マーベラスサンデー!」と地獄のようなディスりをしたことで縁を切られてしまった。
15年後の彼は幸せそうだった。
そこにわざわざ私がマーベラスサンデーするのもあまりにも野暮ではないか。
結局私は声をかけることなく、家に帰り自責の念にかられた。
一時の悪乗りで、こうして大切なものをドンドン失っていく。
きっとハラスメントの件も、そういうところから始まっているのだろう。
私は犬だ。
狂犬に近いが狂うことのできない哀れな犬だ。
もう犬であるべきだ。
その中でゴールデンレトリバーはやはり上等じゃないか。
鹿間くん悪かった。
いくらでも俺を犬呼ばわりしてくれ。
そしてようやくフラットになったとき、
あらためて馬刺しでも食べような。競馬観ながら。
最後に会ったのは22歳の時だったので、15年間の空白があったわけだが、なんとなく特徴的だったホクロを目にした瞬間、それが鹿間ユウジだということにすぐ気がついた。
茶髪に眼鏡で小太り、それは紛れもなく鹿間ユウジだったが、奥様か彼女か、いずれにせよ同年代くらいの女性と仲良さげに会計をしているところだった。
「おい!お前と会わなくなったせいで名探偵コナン、紺碧のジョリーロジャー以来観てねえよ!ずっと蘭と園子が海賊と戦ってるところで止まってるんだぞ時間が!」
なんてことを言いながら肩を組み、声をかけようと思ったが、すぐにそれは思いとどまった。
冷静に考えれば私は、鹿間ユウジ側から縁を切られていた。
かつては毎年1回会い、劇場版名探偵コナンを観に行く仲だったが、いつの間にか連絡を取らなくなった。
その後このfacebookで鹿間ユウジを見かけ、コンタクトをとった。
はじめこそ再会を喜びながらメッセージのやりとりをしていたが、途中から私が彼の職場に暴言を吐き、人間性を否定し
最終的には彼の趣味の競馬日記に対しコメントで「お前は名馬の足の刺身でも食ってろ。マーベラスサンデー!マーベラスサンデー!」と地獄のようなディスりをしたことで縁を切られてしまった。
15年後の彼は幸せそうだった。
そこにわざわざ私がマーベラスサンデーするのもあまりにも野暮ではないか。
結局私は声をかけることなく、家に帰り自責の念にかられた。
一時の悪乗りで、こうして大切なものをドンドン失っていく。
きっとハラスメントの件も、そういうところから始まっているのだろう。
私は犬だ。
狂犬に近いが狂うことのできない哀れな犬だ。
もう犬であるべきだ。
その中でゴールデンレトリバーはやはり上等じゃないか。
鹿間くん悪かった。
いくらでも俺を犬呼ばわりしてくれ。
そしてようやくフラットになったとき、
あらためて馬刺しでも食べような。競馬観ながら。