プロレス界大レジェンドたるハルクホーガンが亡くなった。

ホーガンこそアイコン中のアイコンなので、プロレス界の灯火が間違いなく消える形だ。

私のホーガンは父が保存していたVHSでのアントニオ猪木VSハルクホーガンに始まる。

猪木の舌だし失神事件はあまりにも有名だったが、ハンセンのウエスタンラリアットとは違い、腕を直角に曲げて振りぬくアックスボンバーで吹っ飛ばされる猪木が衝撃的だった。

また特徴的な「イチバーン!」というフレーズはとても耳に馴染んだ。

シューズ等に刻まれた“一番”の漢字がこれほどまでに格好よく思えたのもホーガンのおかげだ。
(余談だが、WWEでTAJIRIとタッグチームを組んでいたこ頃のライノのコスチュームに書いてある“一番”の漢字もめちゃくちゃ好きだった)


ロッキー3での俳優を挟み、小学6年生になり海外のプロレスを観ると、ホーガン率いるnWoが社会現象にもなっていて、そこから過去のアメリカでのホーガンを知り、
シグニチャーがアックスボンバーではなく日本でいうギロチンドロップのレッグドロップであったので驚いた。

その後ケビンナッシュ、スコットホールと共にWWEに移籍し、レッスルマニアでのザ・ロックとの世紀のアイコンVSアイコンを経てついにリアルタイムでホーガンに追いついた。

直後の特番バックラッシュでHHHから統一王座を奪ったのも、その後のジャッジメントデーでアンダーテイカーに統一王座を奪われたのも
とにかくホーガンをリアルタイムで追えることが幸せだった。


近年、ホーガンは観客の前に出る度にヘイトを買い、ブーイングを浴びていた。

セックステープの流出をはじめとするゴシップや、何より一部黒人選手への差別的発言が取り沙汰されたことによる。

ロッカールームの中心たる現役選手たちも嫌悪感を示したことにより、溝はどうにも埋められなくなってしまった。


マットハーディーはポッドキャストで述べたが、彼の言う通り”ホーガンは自分の罪に向き合うべきだった”のだと思う。


それでも、ハルクスターは間違いなく、象徴なのだ。


ハルクホーガンが、自らの発言を悔い、心から反省していると仮定して、いや、信じて言う。


RIP.

ホーガンもハルカマニアも永遠だ。

不滅だ。