昨年末から実装されていた都内中央線のグリーン車は、3ヶ月の試走期間を経て今年の3月より有料化、実運用に至ったのは記憶に新しい。


無料期間に私も試し乗りしてみたが、ブラインドや机は破壊され、小汚いオッサン1人が全ての席を回転させ4人席にして席を独占しようとしたり、その回転を拒むと舌打ちされたりと凄惨な有様だった。

有識者が"民度は金で保たれる"と述べたが、それはまさに真理なのだと私は確信している。


そんなグリーン車に有料化以来初めて乗った。



たしかに有料のためか利用客も多くなく、その民度は保たれていたように思える。

移動が八王子から東京までだったので時間も長く、私はスナック菓子を食べ缶ビールを飲み、携帯を弄ったり少しウトウトしながら過ごした。


ある程度は快適だった。


だが新宿駅に停車したタイミングで

「まあ言われたら移動すりゃええやろ」

と言いながら中年のオッサンが4人グリーン車に乗ってきた。


彼らは阪神タイガースのユニフォームを着て、上機嫌に大声で騒いでいる。


「野球か…」と思わず呟いてしまった。



少年時代はプロ野球が大好きだった。


祖父の影響で特に読売ジャイアンツが苦手で、私は学校では数少ないアンチ巨人であった。

金にモノを言わせて選手を蔑ろにするよくない球団だと思っていた。

けれどもそのうち球場で阪神ファンを見る度に、そのあまりにも下品な野次や怒号が大嫌いになり、どんどんアンチ巨人からアンチ阪神になり、これで喜ぶ野球ファンも理解できなくなり、いつの間にかアンチ野球になってしまった。


あとテレビでダンカンが熱狂的に阪神タイガースを応援する姿もめちゃくちゃ嫌いだった。


そんな阪神ファンが、いま目の前で無賃グリーン車乗車している。


総武横須賀線なんかは外国人がグリーン車に無賃で乗ってくる度に、係員さんが注意をして普通車両へと追い出していく光景を度々目にしたので、きっと車掌さんあたりから注意がくるだろうと考えた。

だが中央線は特にそういうわけではなく、結局阪神ファンは新宿から神田までの15分間を、誰にも咎められるわけでもなく、大声で馬鹿騒ぎしながら満喫し去っていった。

無料で。



野球も阪神も嫌いだ。

私は高校まで野球をやっていたが、あのくだらない野球論を語るオッサン達の何人が私より上手く野球ができるのだろうか。


とにかく下品でリスペクトがない。


そういう意味では中央線のグリーン車は彼らの縄張りだ。


いずれ侵食されきってしまうだろう。



こういう連中が日本人の中にもたくさんいるのに


外国人を排除しないといけないのか。


私はそういう国に、日本をしたくない。