久々に日差しを浴びすぎて眩暈がした。

毎年毎年、「今年の猛暑はマジでやばい」と言われ続けてきたが、今年の猛暑はマジでやばい。

なぜならそのヤバい猛暑が既に6月から始まってしまったからだ。早すぎる。

それでも今年こそはNO日焼けでいこうと極力外出をしないようにしていたところ、免疫がなくなったのか外出してすぐに立ち眩みをすることとなった。

これはまずいとすぐに家に戻り、水分補給をして昼寝をすることで事なきを得たが、この暑さは年々暴力性を増していく。

中学生の時、一度だけ熱中症になった。

当時私は軟式野球部に所属していて、且つ熱中症対策という部分ではいまほど社会としても積極的ではなかったように思える。

夏休み中の練習でその日は炎天下だった。

しかも私は多感な中学生。練習後は地元の女の子とデートをする予定があり、テンションも無駄に高く、ほぼ水分もとらなかった。

練習を終え帰り支度をしていると少し吐き気のようなものがあり、なんとなく調子が悪いとは感じていた。

最寄り駅につき、駅から家までの道を歩いている中で、突然猛烈に気分が悪くなり、視界がグラグラと揺れ、立っていられない状態になった。

これはまずい、とどこかで涼をとりたかったが、あいにくお金もほとんど持っておらず、仕方なくロイヤルホストの駐車場の隅の人目につかない部分に倒れこむように腰かけた。

この場所は地元で有名なプレイボーイの内藤くんが、「バレずにヤれる場所があるんだよ」と教えてくれたスポットだった。

デートがうまくいけばそこで私も童貞を捨ててしまおうと邪に考えていたのに、まさか私がこうして利用することになるとは・・・

結局2時間ほどそこで仮眠をとったが、体調は良くならず、結局デートはキャンセルし、そのまま家で寝ることにした。

以来、熱中症にはなっていない。

相当細心の注意を払って生活をしている。

だってあの日のデートキャンセルがめっちゃくちゃ悔しかったから。


ちなみにデートする予定だった女の子とはこの後絶縁することになる。

それは私のあまりにもな・・・致死量の黒歴史へとなっていくわけだが、それはまた別のお話だ。


というか備忘録として書きたかったが、いまだ黒の波動に拒まれ、書くことができないのだ。