久しぶりに日記らしい日記を書いてみようかな。
あまりにも時間があったので綿商会館のフェチフェスへ。
(風俗は高すぎてどこにも行けない。。)
コミケや文学マーケットには行ったことはあるけど、
それ以外は未開の地だった。
選んだのはやはりエロイベント。
不思議とエロを自称する奴は嫌な奴が多い。
その人たちは皆エロを芸術だと言い、どこか感じの悪い人が多い。
だからと言うわけじゃないけど、エロはエロでやっぱしょーもないよね、と言うことでフェチフェスに行くことにした。
もう一つの理由、一緒に行く女性とワンチャン狙ってたからと言うのは内緒。
最近同僚の、京都出身24歳(♂)とやたら仲が良い。
もはや世代や社歴を超えた友人であり、近々二人で温泉に行こうという話にすらなっている。
そんな彼が「俺ジューンラブジョイが死ぬほど好きなんです」と言う。
私は私でジューンラブジョイのInstagramをフォローしているので、そういえばジューンラブジョイがフェチフェスでブース出すって宣伝してたなと思い出した。
「もしかしたら私、近くイベントでジューンラブジョイに会えるかもしれません」
「またまた。そんな。ジューンラブジョイは外国人ですよ。いくら日本語が堪能だからってそんな都合よくイベントが日本であるわけがない」
「まあ期待をしておいてください。お土産と、ジューンラブジョイを持ち帰ってみせますよ」
そう言ってジューンラブジョイに会うためにフェチフェスに行くことになった。
◯
会場についてまず感じたのは、やはり変態は頭がおかしいということだ。
フェチズムを解放している出店者達はまだしも、多くの客は夜勤バイトおじさんみたいな出立ちで変な臭いがしたし、私の同伴者の女性を舐め回すようにジロジロ見たりでなかなかの不快感だった。
「ちょっとこれ見てください!」
そう言って感じよく話しかけてきた黒ずくめのサングラスの小さなオッサンは、私たちに彼が製作したというDVDを見せた。
「これ本物の血なんですよー。実際切ってるんです」
と言われ、パッケージの血まみれの女の子を見てドン引きしていると、同伴者が
『えーこんなに可愛い子なのに』と呟いた。
それを聞いたオッサンはスイッチが入ったのか
「そうそう。爽想。こんな可愛い女の子が血だらけになって白目剥いて痙攣するんですよ。キシシシシ」
と早口で笑っていた。
もはやフェチズムというよりは犯罪者じゃねえか…濁りまくりだよドミネイターモードに移行されるぞ。
早く目的を達してこんな危険な場所から出なくては。
そう思い急いでジューンラブジョイのブースへ向かった。
チェキ券を購入し、しばらく並んだ後、ついに本物のジューンラブジョイが『お待たせしました〜』と私の目の前に現れた。
その声はよくInstagramで見た『日本のみなさ〜ん!こんにちは〜』と同じものであった。
そう感激したのも束の間、やはりすぐに目に飛び込んだのは巨大な胸と強烈な恰好だ。
オッパイは乳首をニップレスで隠しているだけで、全身は露出度の高い天使のコスプレをしていた。
天使と言えば昔、全裸にお互いドンキホーテで買った天使の羽をつけて、あまりにも背信的や性行為をしたことがあるが、あれは当然といえば当然結構羽が邪魔になり、バックで髪の毛を鷲掴みにする要領で羽を掴んで初めて行為がなんとか成立したのを覚えている。
ジューンラブジョイの羽はあのドンキホーテの羽よりデカかった。
それを見るやいなや私は一気に緊張してしまった。
撮った写真を見てみると、顔を触ってくれたり吐息をかけてくれたり、オッパイを当ててくれたりしているのだが、その全てを全く覚えていない。
ただ緊張してずっと自分の人差し指をギューっと掴んでいたことだけは覚えている。
◯
最上階のブースに行くとAV女優の平井栞菜がいた。
"南アルプスの湧き水よりも澄み切った、120%天然素材美人妻"としてデビューして以来、私は平井栞菜の作品を度々観ているし、シコっているが、いまも色褪せず結構お気に入りだ。
不器用にめちゃくちゃドMなのがたまらなく良い。
「写真をとってください」とお願いすると、『え、逆に私で良いんですか?』と彼女は言った。
たいていのドMは大概気難しく感じが悪いものだと偏見を持っているが、彼女はそんなことはなかった。
「この平井さんが書いた漫画もください」
『買ってくれるんですか?本当に?』
漫画本というにはあまりにもお粗末な小冊子ではあったが、金額は100円と安いし、何より既に彼女の魅力に私はやられてしまっていたため、購入しないという選択肢は存在しなかった。
家に帰ってゆっくり読もう。
会場を後にし、数駅離れた場所の居酒屋に入った。
そこで今回の戦利品を確認しようと、購入したものを一斉に開いたのだが。。。
漫画がない。
買ったはずの平井栞奈の漫画がどこにも無い。
落としたのか・・・
だとしたら既に会場でいろんな人に踏まれてしまっているだろう。
自分が書いた作品を無碍に扱われることがどれだけ悲しいことなのかを私は知っている。
それだけに・・・なんてことをしてしまったんだ俺は。
ごめんなさい平井さん。
これからあなたの作品は全てフルプライスで購入します。
これが私のせめてもの償いだ。
北へ。
あまりにも時間があったので綿商会館のフェチフェスへ。
(風俗は高すぎてどこにも行けない。。)
コミケや文学マーケットには行ったことはあるけど、
それ以外は未開の地だった。
選んだのはやはりエロイベント。
不思議とエロを自称する奴は嫌な奴が多い。
その人たちは皆エロを芸術だと言い、どこか感じの悪い人が多い。
だからと言うわけじゃないけど、エロはエロでやっぱしょーもないよね、と言うことでフェチフェスに行くことにした。
もう一つの理由、一緒に行く女性とワンチャン狙ってたからと言うのは内緒。
最近同僚の、京都出身24歳(♂)とやたら仲が良い。
もはや世代や社歴を超えた友人であり、近々二人で温泉に行こうという話にすらなっている。
そんな彼が「俺ジューンラブジョイが死ぬほど好きなんです」と言う。
私は私でジューンラブジョイのInstagramをフォローしているので、そういえばジューンラブジョイがフェチフェスでブース出すって宣伝してたなと思い出した。
「もしかしたら私、近くイベントでジューンラブジョイに会えるかもしれません」
「またまた。そんな。ジューンラブジョイは外国人ですよ。いくら日本語が堪能だからってそんな都合よくイベントが日本であるわけがない」
「まあ期待をしておいてください。お土産と、ジューンラブジョイを持ち帰ってみせますよ」
そう言ってジューンラブジョイに会うためにフェチフェスに行くことになった。
◯
会場についてまず感じたのは、やはり変態は頭がおかしいということだ。
フェチズムを解放している出店者達はまだしも、多くの客は夜勤バイトおじさんみたいな出立ちで変な臭いがしたし、私の同伴者の女性を舐め回すようにジロジロ見たりでなかなかの不快感だった。
「ちょっとこれ見てください!」
そう言って感じよく話しかけてきた黒ずくめのサングラスの小さなオッサンは、私たちに彼が製作したというDVDを見せた。
「これ本物の血なんですよー。実際切ってるんです」
と言われ、パッケージの血まみれの女の子を見てドン引きしていると、同伴者が
『えーこんなに可愛い子なのに』と呟いた。
それを聞いたオッサンはスイッチが入ったのか
「そうそう。爽想。こんな可愛い女の子が血だらけになって白目剥いて痙攣するんですよ。キシシシシ」
と早口で笑っていた。
もはやフェチズムというよりは犯罪者じゃねえか…濁りまくりだよドミネイターモードに移行されるぞ。
早く目的を達してこんな危険な場所から出なくては。
そう思い急いでジューンラブジョイのブースへ向かった。
チェキ券を購入し、しばらく並んだ後、ついに本物のジューンラブジョイが『お待たせしました〜』と私の目の前に現れた。
その声はよくInstagramで見た『日本のみなさ〜ん!こんにちは〜』と同じものであった。
そう感激したのも束の間、やはりすぐに目に飛び込んだのは巨大な胸と強烈な恰好だ。
オッパイは乳首をニップレスで隠しているだけで、全身は露出度の高い天使のコスプレをしていた。
天使と言えば昔、全裸にお互いドンキホーテで買った天使の羽をつけて、あまりにも背信的や性行為をしたことがあるが、あれは当然といえば当然結構羽が邪魔になり、バックで髪の毛を鷲掴みにする要領で羽を掴んで初めて行為がなんとか成立したのを覚えている。
ジューンラブジョイの羽はあのドンキホーテの羽よりデカかった。
それを見るやいなや私は一気に緊張してしまった。
撮った写真を見てみると、顔を触ってくれたり吐息をかけてくれたり、オッパイを当ててくれたりしているのだが、その全てを全く覚えていない。
ただ緊張してずっと自分の人差し指をギューっと掴んでいたことだけは覚えている。
◯
最上階のブースに行くとAV女優の平井栞菜がいた。
"南アルプスの湧き水よりも澄み切った、120%天然素材美人妻"としてデビューして以来、私は平井栞菜の作品を度々観ているし、シコっているが、いまも色褪せず結構お気に入りだ。
不器用にめちゃくちゃドMなのがたまらなく良い。
「写真をとってください」とお願いすると、『え、逆に私で良いんですか?』と彼女は言った。
たいていのドMは大概気難しく感じが悪いものだと偏見を持っているが、彼女はそんなことはなかった。
「この平井さんが書いた漫画もください」
『買ってくれるんですか?本当に?』
漫画本というにはあまりにもお粗末な小冊子ではあったが、金額は100円と安いし、何より既に彼女の魅力に私はやられてしまっていたため、購入しないという選択肢は存在しなかった。
家に帰ってゆっくり読もう。
会場を後にし、数駅離れた場所の居酒屋に入った。
そこで今回の戦利品を確認しようと、購入したものを一斉に開いたのだが。。。
漫画がない。
買ったはずの平井栞奈の漫画がどこにも無い。
落としたのか・・・
だとしたら既に会場でいろんな人に踏まれてしまっているだろう。
自分が書いた作品を無碍に扱われることがどれだけ悲しいことなのかを私は知っている。
それだけに・・・なんてことをしてしまったんだ俺は。
ごめんなさい平井さん。
これからあなたの作品は全てフルプライスで購入します。
これが私のせめてもの償いだ。
北へ。