小学生の頃、今日はカレーだと聞き楽しみにしていると、その食卓にキーマカレーが出てきてがっかりしたのを覚えている。

口は確実にハウス食品のカレールーに白いあつあつのライスを想像していたのに、それが黄色いターメリックライスに野菜、挽肉で埋めつくされたのを見て
こんなのはカレーじゃないと母親に文句をつけて怒られたものだ。

いつからキーマカレーが食べれるようになり、好きになったのだったろうか。


ソニンの20周年ライブをYoutubeで観た。

中盤で演奏されたカレーライスの女は、まさに20年以上前の曲であるが、あの頃正直ソニンの活舌と私の耳の相性が非常に悪いのか
サビ以外何言ってるのかよくわからなかったが、いまになって聞いてみると、やはり何言ってるかわからなかった。

なんとなく幼心に、オッサンに恋する若い女性の曲なんだろうなと思っており、時を超えた現在、気になって歌詞を調べてみると
なんとなくその認識で間違ってなかったようだ。

カレーライスの女は、MVで大きなスプーンを持って回転する大きなカレー皿の上に裸エプロンのソニンがポーズをとっているのが印象的だった。

エプロンから垣間見える横乳が非常にエロく、前曲津軽海峡の女のざっくりと見える胸の谷間と重ねて、あの頃のソニンは数年後に現れる倖田來未よりもセクシーであった。


いまの私は年齢的にはカレーライスを作ってもらう側なのかもしれない。

台所に立って、あなたの大好きな料理
私がはじめて覚えた料理
たったそれだけだよ
今の私はそれが全て
東京にきてからの全て

であるカレーライスを。


奇妙なことにハードルの高い裸エプロンはい以前無事にクリアを果たした。

だがその時感じたことは、やはり飯と性を一緒にしてはいけないということだ。

飯は飯、性は性だ。混ぜるとなかなか気持ちが悪い。

こうなると目下はカレーライスを作ってもらいたいところだが、いまのこの私にカレーライスはおろか手料理を作ってくれる人間が現れるというのだろうか。

いや、いないだろう。

余談であるが、私はカレーライスよりもオムライスが好きだ。
どんな店でもメニューにオムライスがあると、ついついオムライスを頼んでしまう。

もしも私がつんくならば、裸エプロンの市原隼人にオムライスの男という曲を歌わせたかもしれない。

『注文何にする?あなたはオムライスよね?』
「勝手に決めんじゃねーよ。・・・オムライス」

なんのドラマだったか忘れたが、そのシーンは確かに最高だった。