大事な日曜日をまるまるゲームをして潰してしまった。
デイメア1994、トロコン。
前作となるデイメア1998は、当初バイオハザード2を愛する有志達によるバイオハザード2リメイクとして勝手に制作がなされ、そのあまりにも陰鬱としたホラーテイストのプロモーション映像からかなり期待がなされていた。
しかしながらカプコンが正式にバイオハザード2のリメイクを決定したことにあたり、予定を変更し、バイオハザードとは似て非なるデイメア1998に生まれ変わったという経緯をご存知の方は多いだろう。
私はデイメア1998がとても好きだった。
HADESの特別捜査官リーヴ、同組織若手のレイヴン、森林警備員のサム。3人を操作し各章を攻略していくことになる物語。
特にスキンヘッドに傭兵姿、そこにショットガンを装備するレイヴンはたまらなく好きだった。
ここからはネタバレを含む。
前作ではリーヴ、レイヴンに加え彼らの上官であるサンドマンの小隊が研究所で発生したウイルス漏洩事件を解決後、そのウイルスを輸送中にリーヴが突如造反。
彼らを乗せたヘリが墜落したことで街中にバイオハザードが発生してしまう。
そもそもこのウイルス自体が病気の娘を治療するためのサンドマンの持ち出し工作であり、リーヴ造反後自身もウイルスに感染。
リーヴはそのサンドマンにより◯害されクリーチャー化。
そのリーヴを追うレイヴン、道中で妻を◯害したサンドマンを追うサムという構図である。
真相や細かい部分は省略するがそれが大まかなストーリーだ。
エンディングにて別組織がウイルスを回収した描写があるため、次回作はそのあたりが描かれるのかと思いきやまさかの前日譚。それがデイメア1994だ。
そのため1998の細かい捕捉が今作でなされると謳われていたが、実際つながりがあるのは最終盤のみである。
主人公はHADESのダリア・レイズ(余談だが、ずっと髪の毛を洗ってない人みたいな髪型で私にはどうにも不潔な女に思えた)固定で、サンドキャッスルという施設に潜入した大統領直属の組織であるセクション8の阻止、加えて失踪した妹の行方と真相を追うという目的が複雑に絡みあう。
最後にダリアはラスボスの手を逃れ施設からの脱出を試みるが、救出をしようとする同僚ラデックをヘリコプターパイロットであるヴォルケンが妨害。
これによりダリアは脱出できず沈みゆく施設に閉じ込められてしまうバッドエンドを迎える。
エピローグにて激怒するラデックに、妨害をしたヴォルケンが英雄として評され、砂漠で長時間ヘリコプターをホバリングさせたことから"サンドマン"の愛称がついていること、
同時に大統領への筋として当件の責任を生還者であるラデックのせいとし、処刑することを告げられる。
そして最後の台詞。
「キミさえ望めば別の生き方ができる。イワンラデックは今日死ぬ。だが名前を変え、別の人物としてまた戦うことができる。特別捜査官リーヴ」
これにより前作であまりにも唐突であったリーヴの裏切りが姿を変える。
身勝手で強さを欲した男の正体は実は忠義の士であり、復讐を果たそうとしたことになるのだ。
これはただの後付けではなく、たったの一言で2作分のイメージがガラリと変わる素晴らしい演出であり、このためにシリーズをプレイしてほしいほどだ。
ちなみにではあるが、1日を丸々ゲームで潰し、こうしてSNSでドヤ顔で寸評を書くのは、あまりにもバカげていて、不毛である。
デイメア1994、トロコン。
前作となるデイメア1998は、当初バイオハザード2を愛する有志達によるバイオハザード2リメイクとして勝手に制作がなされ、そのあまりにも陰鬱としたホラーテイストのプロモーション映像からかなり期待がなされていた。
しかしながらカプコンが正式にバイオハザード2のリメイクを決定したことにあたり、予定を変更し、バイオハザードとは似て非なるデイメア1998に生まれ変わったという経緯をご存知の方は多いだろう。
私はデイメア1998がとても好きだった。
HADESの特別捜査官リーヴ、同組織若手のレイヴン、森林警備員のサム。3人を操作し各章を攻略していくことになる物語。
特にスキンヘッドに傭兵姿、そこにショットガンを装備するレイヴンはたまらなく好きだった。
ここからはネタバレを含む。
前作ではリーヴ、レイヴンに加え彼らの上官であるサンドマンの小隊が研究所で発生したウイルス漏洩事件を解決後、そのウイルスを輸送中にリーヴが突如造反。
彼らを乗せたヘリが墜落したことで街中にバイオハザードが発生してしまう。
そもそもこのウイルス自体が病気の娘を治療するためのサンドマンの持ち出し工作であり、リーヴ造反後自身もウイルスに感染。
リーヴはそのサンドマンにより◯害されクリーチャー化。
そのリーヴを追うレイヴン、道中で妻を◯害したサンドマンを追うサムという構図である。
真相や細かい部分は省略するがそれが大まかなストーリーだ。
エンディングにて別組織がウイルスを回収した描写があるため、次回作はそのあたりが描かれるのかと思いきやまさかの前日譚。それがデイメア1994だ。
そのため1998の細かい捕捉が今作でなされると謳われていたが、実際つながりがあるのは最終盤のみである。
主人公はHADESのダリア・レイズ(余談だが、ずっと髪の毛を洗ってない人みたいな髪型で私にはどうにも不潔な女に思えた)固定で、サンドキャッスルという施設に潜入した大統領直属の組織であるセクション8の阻止、加えて失踪した妹の行方と真相を追うという目的が複雑に絡みあう。
最後にダリアはラスボスの手を逃れ施設からの脱出を試みるが、救出をしようとする同僚ラデックをヘリコプターパイロットであるヴォルケンが妨害。
これによりダリアは脱出できず沈みゆく施設に閉じ込められてしまうバッドエンドを迎える。
エピローグにて激怒するラデックに、妨害をしたヴォルケンが英雄として評され、砂漠で長時間ヘリコプターをホバリングさせたことから"サンドマン"の愛称がついていること、
同時に大統領への筋として当件の責任を生還者であるラデックのせいとし、処刑することを告げられる。
そして最後の台詞。
「キミさえ望めば別の生き方ができる。イワンラデックは今日死ぬ。だが名前を変え、別の人物としてまた戦うことができる。特別捜査官リーヴ」
これにより前作であまりにも唐突であったリーヴの裏切りが姿を変える。
身勝手で強さを欲した男の正体は実は忠義の士であり、復讐を果たそうとしたことになるのだ。
これはただの後付けではなく、たったの一言で2作分のイメージがガラリと変わる素晴らしい演出であり、このためにシリーズをプレイしてほしいほどだ。
ちなみにではあるが、1日を丸々ゲームで潰し、こうしてSNSでドヤ顔で寸評を書くのは、あまりにもバカげていて、不毛である。