珍しくInstagramの通知音が鳴ったので見てみると、昔私の部下(部下といっても若手だけの5人しかいないチームで、私もチーム長の器ではなかった)の馬場から友達申請がきていた。

非常に懐かしい気持ちになると同時に、色々なことを思い出しながら彼がアップしている写真を見てみると、どうやら子供がいるようで、その子供を可愛がっているシーンに溢れていた。


そういえば5年前くらいに「結婚します」と連絡がきて、「結婚式に出てもらえないですか?」と招待を受けたのだった。


結論から言えば私は彼の結婚式に参加していない。

というのも出席者をみれば一目瞭然で、あまりにも関係性や順位性といったものが何もかも無視され、間違いなくそのまま全員が参加したら嫌な気持ちになる人が多い結婚式だったからだ。


それも踏まえて思い出してみると、馬場は友人や後輩としては最高だったが、部下…いや社会人としては本当に最下層レベルに仕事ができなかった。



新卒と同時に私の下へやってきた馬場は、その翌日になぜか「毎週木曜日は休ませてください。半年で良いんで」と言ってきた。

バイトのような物言いだったので「いや…シフトじゃないんだから。ダメだよ」と断ると「実はまだ大学を卒業していません」と答えた。


どうやら会社には内緒にしているが卒業前に単位を落とし内定が決まったため、後には引けず隠して入社してしまったらしい。

「はあ?卒業証明は?」

「僕、縁故入社なんで提出してないです」


馬場は親が大企業の重役且つ政治家で、所謂ボンボンであった。


結果として馬場の親が会社に頭を下げ、何やら我々平社員ではわからない処置の上で馬場は木曜日を除き出勤することとなった。


これでわかったが、本当に馬場はダメなやつだった。


・何度言っても間違いを直さない。繰り返す。
・納期を守らない、忘れる。
・遅刻、欠勤。有給はすぐ使い切る。
・明らかな地雷を面接で雇う→上長チェックでNGとなりお断りの連絡を入れる→勝手に採用を約束していたため揉める→泥酔して夜その人に電話をし内情をバラす→SNSで晒される
・よそのマンションにゴミを不法投棄する。
・現場に出入りしていた宅配便のおばちゃんに手を出す
・宅配便のおばちゃんと客先の駐車禁止エリアでカーセックスをしてバレる
・客にキレる
・業者をいじめる
・親に泣きつく


もうキリがないし、私も何度も何度も頭を下げた。


誰もが「友達としては最高ですけど同僚としては世界最悪ですね」と口を揃えるレベルだった。




そしてInstagramからはそんな馬場があれから何も変わっていないのがよくわかった。

子供の顔はもちろん、周りの人の顔も一切モザイクなしで全体公開。

まったく。この配慮のなさよ…

プロフには職業が秘書となっていた。


ほっっんとバカな親というかバカな政治家だ。


情で政治するんじゃないよ。まっったく。