最終出勤日から約1ヶ月が経過し、ようやく会社からの電話連絡が無くなった。

つい数週間前まで誰かしらから「◯◯の件について教えてください」的な連絡が来ていたが、それを全てシカトし片っ端から着信拒否にぶっこむことでなんとか乗り切ることができたように思える。


「連絡は出たほうがいいぞ。こっちの会社に戻ろうとしたときに厄介だから」

着拒する直前に上司からこんなショートメールがきたが、本当に呆れてしまう。どんな脅しだよ。


そしてこの人は当たり前に次の会社で私がうまくいかず、元の会社に戻してくれと懇願するストーリーを描いている。


ここに至ってもなぜ部下である私が退職することになったかについてはやはりまともに考えたりはしていないという証拠なのであろう。
少しでも考えればどんなことがあろうが戻るという選択肢は絶対無いのはわかるはずだ。



ドラマ、不適切にも程がある、を毎週観ているが、あの作品は非常にずるい。


救いようもなければどうしようもないようなキャラクターが令和の常識を押し付け、それを阿部サダヲのような魅力的なキャラクターが昭和の価値観で一蹴する痛快劇。


第3話では仲里依紗の夫役の男性が、働き方改革について至極真っ当な台詞を何度も吐いたが、元々のパーソナリティ設定がクズであるため、やはり阿部サダヲと仲里依紗に「気持ち悪い」と切り捨てられてしまった。


いったいあのシーンで、テレビの向こう側の何人が、悪役側に「いけ!負けるな!」と応援していたのであろうか。



最近また悪夢を見る。


私が訳あって前職の会社へ潜入し、トイレで用を足したところ、退職前に一番かわいがっていた後輩に見つかってしまい、

「何やってるんですか!?みんな怒ってますよ!」

と言われるものだ。

「待て、落ち着け。ここには内緒で来ている」と伝えたうえで「ちなみに怒っているのは誰だ?」と問うと

「全員ですよ!みんなです!」

と再度怒鳴られる。


いつ頃からかわからないが、大抵の夢は夢の中で「あ、これ夢だわ」となり、たとえば女性関係におけるトラブル等は「夢よとけろ!」と強く念じることで悪夢から脱することさえ可能なのだが、不思議なものでこの手の夢だけはいつまでも醒めることがない。


夢はなんらかの形で当人が目にしている、あるいは経験していることが具現化するという。


ということは、これはこれでまぎれもなく現実なのだろう。


そこにストレスがないのが唯一の救いである。