時々視野狭窄になるような感覚に襲われる。

Xの世界が自分の周りの世界のような感覚。

役員達に接待しながら飲んで話してみると、
全く違う世界線にいるような感覚になる。

どの世界が自分の世界かよくわからなくなる。

滝沢ガレソのリプ欄は面白いは面白いけど、
誰かに何かを呟くことって本当に無いなぁと感じたり。

空虚に向かって投げかけて、
何も返ってこないのが当たり前な感覚。

言葉の指向性が合わない感じ。

伝えたい気持ちは前よりもぼんやりしてるかもね。
少なくとも数年前は、結局伝えたい誰かが居た気がする。

それでも誰かに伝われば良いと。
そう思いながら、言葉を紡ぐ。





はい。

普段からこういう長文LINEを一方的に女性に送りつけています。

きみのことが好きなんじゃなくてただただ自分のことが好きなんやで。

視野狭窄とかね、空虚に向かって投げかけてとかね。指向性とかね、紡ぐとかね。

どんな顔してそんなポエム打っとんねんって思うでしょう?

恍惚である。


現実世界でそんな厨二ポエム爆裂させていいのはAdoだけだろう。





というわけでAdoである。

皆さんはどの蛇腹刃蛇尾騙る二枚刃が好きだろうか。

私は断然、衝動に塗装し描いたday break 肺貫通低音狂 推しだ。

いやホルモンの誰かが歌詞書いてんのか?と疑うレベル。


自分に音楽の才能があれば、上述の馬鹿げたポエムも名曲へと昇華できたのだろうか。


先月仕事を辞めるので自分の荷物を整理するために倉庫にいると、ふと過去に『職場で遊んでまーす』と倉庫らしき場所で会社の制服をはだけて下着姿になった写メを送ってきた女の子のことを思い出した。


あの時私は異常なほど興奮し、一刻も早く抱きたいと毎日毎日執拗にそれこそ上述のようなポエムを送り、愛を囁き続けたわけだが、残念なことに彼女からきた返信は『私たち、そんなことするほど仲良かったっけ?』だった。


エロ写メ送りつけといてそりゃないだろう、と当時は憤ったものだ。


しかしながら現在、荷物整理のため滅多に入ることのない倉庫にきて、決して綺麗とは言えないカーペットの敷かれた床を見ていると、よくまあこんな汚い場所で業務中にあんなエロいことできたもんだな…と呆れてしまう。


リスクをおってまでわざわざエロを優先する人間は、やはり正気ではない。



風の噂で彼女は結婚したときいた。


相手は昔から付き合っていた彼氏とそいつの浮気で別れた後にセフレ関係だった中年だそうだ。

その中年は妻子を捨てて、彼女と結婚したらしい。


浮気をする男性と、浮気相手になる女性。

罪深いのはいったいどちらなのだろうか。