もう15年くらい前になるが、当時衰退著しかったmixiにて私はとあるコミュニティに入っていた。
それは社会人サークルとはまた違う、まあよくある"みんなで集まって飲もうよ"みたいなサークルなのだが、年齢層はそれなりに高く、あの頃で40〜60くらいまでの人がたくさん入っていた。
あの頃私は20過ぎで、正直そこまでガツガツする必要はなく、そのため40近くのおばさんや50くらいのおばさんが思いっきり下品に絡んでくるのがすごく嫌だったのだと思う。
そんな中でも当時32歳だった葵さんは、当初こそ私にフレンドリーであったが、私が上述の通り酷い態度をとっていると、すぐに嫌悪感を露わにし、仲の良いであろう数人と共に私を猛烈に批判してきた。
その中のひとりである会の中心人物と私は派手に言い争うこととなり、私はコミュニティを脱会することとなった。
その言い争いは醜悪極まりない。
酔っ払った新規加入の50くらいのババアが私の股間や身体をベタベタ触ってきたので、「触んなって言ってんだろババア」と怒鳴りつけたところ、そのおばちゃんが泣いてしまい、彼が仲裁に入った。
「前々から目に余っていたが常識や礼儀がない」と彼は苦言を呈したが、私はそれに「まともに働いてない奴が常識語んなよ」と言い返した。
実際彼は30で無職だったし、基本は親の仕送りとバイトで食い繋いでいる状況だった。
しかしそこを指摘することは彼にとっては地雷だったようで、
「お前より知り合いが多いから言うが、俺の知り合いで働いてる奴と比べてお前は酷い」と罵倒し、
これに私も「お前他人のふんどしで年下に説教して恥ずかしくないのか」と応戦する。
働いていない成人と、まだ世間を知らない大学生の言い争いは酷い。
だがこれを最後に、私は会を脱退した。
葵さんからはメッセージがきて
『せっかく大人が叱ってくれてるのにそれをちゃんときけない人とは誰も仲良くしたくないよ』
とのことだった。
私は返信しなかったが、それでもまあ私は私でひどい態度だったし遅刻や連絡漏れも多かったので、あれはちゃんと怒られておくべきだったのかもしれないといまなら猛省している。
さて話を戻す。
昨年、当時とは全く別のアカウントでmixiで日記をアップしたところ、その葵さんかコメントがついていた。
日々のストレスに関するたわいもない日記だったが、それが目に止まったのだろうか。
アカウントには顔写真はもちろん、私を特定できるものは何ひとつ載せていないし、なんならば当時と文調まで変えているので、ほぼ彼女はそのアカウントが私であるとは気づいていないはずだ。
コメントの内容は無いに等しいものだったが、お礼代わりにコメント返しをしにいくと、それをお互い繰り返すこととなり、昨年の秋口にはLINE交換をするまでに至った。
もちろん私からすれば正体がバレたくない。
あの当時はLINE自体が存在しなかったが、現在のLINEを教えて万に一つ知人の知人とかで正体がバレる可能性もある。
なので私は葵さんとLINEを交換するためだけに新規アカウントを作成する徹底ぶりをみせた。
加えて葵さんは、やりとりでここを褒めてほしい、ここに着目してほしいという部分がわかりやすかったため、正直彼女と仲良くなるのは簡単だった。
そして一月。
葵さんから『飲みに行こうよ』という誘いがきた。
「お誘いはありがたいんですけど、大人数で飲むのは苦手なんですよ」
と言うと
『違うよ。二人で会おう』と言う。
完全に釣れた。
葵さんはもう45歳になる。
きけばまだ独身で、仕事もアルバイトしかしていないそうだ。
まったく。なんつー人生してんだよ。
葵さんのことはやはり揉めた件からあまり良く思っていないが、それでも彼女の身体が非常に魅力的だったのは覚えている。
15年経とうがそれは変わらず、やはりエロをしたいところだ。
けれどもどうなのだろうか。
バレるのだろうか。
15年前に比べ容姿は大きく変わったと思っている。
それに実際会ったことは2,3回くらいだ。深い絡みもない。
差し引くポイントがあるならば、それはやはり彼女は私を嫌いであったということだ。
嫌いで印象づいた顔はなかなか忘れずらい。
また、バレたらほんとにえらい目にあうだろう。
訴訟も覚悟しなくてはならない。
けれども、こう思う。
ああ、これっくらいの刺激のある人生がマジでちょうどいいや。
常々退屈な日常に"適度な"刺激を私は求めてきた。
それがまさに、こういうことだろう。
ローリスクローリターン。
葵さん。
せっかくだからこの15年の空白を、俺は紡ぐよ。
だから頼むから、騙されてください。お願いします。
それは社会人サークルとはまた違う、まあよくある"みんなで集まって飲もうよ"みたいなサークルなのだが、年齢層はそれなりに高く、あの頃で40〜60くらいまでの人がたくさん入っていた。
あの頃私は20過ぎで、正直そこまでガツガツする必要はなく、そのため40近くのおばさんや50くらいのおばさんが思いっきり下品に絡んでくるのがすごく嫌だったのだと思う。
そんな中でも当時32歳だった葵さんは、当初こそ私にフレンドリーであったが、私が上述の通り酷い態度をとっていると、すぐに嫌悪感を露わにし、仲の良いであろう数人と共に私を猛烈に批判してきた。
その中のひとりである会の中心人物と私は派手に言い争うこととなり、私はコミュニティを脱会することとなった。
その言い争いは醜悪極まりない。
酔っ払った新規加入の50くらいのババアが私の股間や身体をベタベタ触ってきたので、「触んなって言ってんだろババア」と怒鳴りつけたところ、そのおばちゃんが泣いてしまい、彼が仲裁に入った。
「前々から目に余っていたが常識や礼儀がない」と彼は苦言を呈したが、私はそれに「まともに働いてない奴が常識語んなよ」と言い返した。
実際彼は30で無職だったし、基本は親の仕送りとバイトで食い繋いでいる状況だった。
しかしそこを指摘することは彼にとっては地雷だったようで、
「お前より知り合いが多いから言うが、俺の知り合いで働いてる奴と比べてお前は酷い」と罵倒し、
これに私も「お前他人のふんどしで年下に説教して恥ずかしくないのか」と応戦する。
働いていない成人と、まだ世間を知らない大学生の言い争いは酷い。
だがこれを最後に、私は会を脱退した。
葵さんからはメッセージがきて
『せっかく大人が叱ってくれてるのにそれをちゃんときけない人とは誰も仲良くしたくないよ』
とのことだった。
私は返信しなかったが、それでもまあ私は私でひどい態度だったし遅刻や連絡漏れも多かったので、あれはちゃんと怒られておくべきだったのかもしれないといまなら猛省している。
さて話を戻す。
昨年、当時とは全く別のアカウントでmixiで日記をアップしたところ、その葵さんかコメントがついていた。
日々のストレスに関するたわいもない日記だったが、それが目に止まったのだろうか。
アカウントには顔写真はもちろん、私を特定できるものは何ひとつ載せていないし、なんならば当時と文調まで変えているので、ほぼ彼女はそのアカウントが私であるとは気づいていないはずだ。
コメントの内容は無いに等しいものだったが、お礼代わりにコメント返しをしにいくと、それをお互い繰り返すこととなり、昨年の秋口にはLINE交換をするまでに至った。
もちろん私からすれば正体がバレたくない。
あの当時はLINE自体が存在しなかったが、現在のLINEを教えて万に一つ知人の知人とかで正体がバレる可能性もある。
なので私は葵さんとLINEを交換するためだけに新規アカウントを作成する徹底ぶりをみせた。
加えて葵さんは、やりとりでここを褒めてほしい、ここに着目してほしいという部分がわかりやすかったため、正直彼女と仲良くなるのは簡単だった。
そして一月。
葵さんから『飲みに行こうよ』という誘いがきた。
「お誘いはありがたいんですけど、大人数で飲むのは苦手なんですよ」
と言うと
『違うよ。二人で会おう』と言う。
完全に釣れた。
葵さんはもう45歳になる。
きけばまだ独身で、仕事もアルバイトしかしていないそうだ。
まったく。なんつー人生してんだよ。
葵さんのことはやはり揉めた件からあまり良く思っていないが、それでも彼女の身体が非常に魅力的だったのは覚えている。
15年経とうがそれは変わらず、やはりエロをしたいところだ。
けれどもどうなのだろうか。
バレるのだろうか。
15年前に比べ容姿は大きく変わったと思っている。
それに実際会ったことは2,3回くらいだ。深い絡みもない。
差し引くポイントがあるならば、それはやはり彼女は私を嫌いであったということだ。
嫌いで印象づいた顔はなかなか忘れずらい。
また、バレたらほんとにえらい目にあうだろう。
訴訟も覚悟しなくてはならない。
けれども、こう思う。
ああ、これっくらいの刺激のある人生がマジでちょうどいいや。
常々退屈な日常に"適度な"刺激を私は求めてきた。
それがまさに、こういうことだろう。
ローリスクローリターン。
葵さん。
せっかくだからこの15年の空白を、俺は紡ぐよ。
だから頼むから、騙されてください。お願いします。