相方丸島からメールがきた。

「今年はやめとこうか」

と。


以前の日記にも書いたが、昨年はこの丸島が導入部分でネタをとばし、砂漠のような大滑りをしたので、今年は丸島からの「絶対リベンジする!」というメールを期待していたのだが、無情にも彼の心はどうやら折れてしまったようだ。


すぐに私は

「俺もうネタ作ったけど」

と返信すると、今度は

「今年も頑張ろうか」

と返信の内容が変わった。



イラっ。




結成から4年。

なぜかセンス系の芸風を売りにしながら動きで笑いをとろうとするネタばかりつくってきた丸島であったが、ついに彼はネタを作るのをやめてしまった。


だがここでイライラしてはいけない。

毎年毎年お互いのネタをぶつけ合い、お互いにつまらないと思いながら稽古をしてきたが、やはりそれではそもそも組む意味があるのかわからないので、今年は丸島がまず面白いと感じるネタを作ろうと決めていた。

よってかなり丸島のセンスに寄りそいながらも、自分でも楽しめるネタを私はつくりあげた。


「じゃあ早速その土台ネタ送ってくれ」

そう言うのですぐにつくりあげたネタを添付し返信したところ、1日経ってこう返信がきた。



「ええやん」



なんやこいつ…


イライライライラ。


「このネタに沿ってやりたいボケ考えてくれますか。時間制限気にせずとりあえずだしてく感じで。テンポつけたいんで」


「OK。でも結構ボケ思い浮かんでくるから時間考えたら元ネタ残らなくなっちゃうかも」


イラっ。


「だから時間気にしなくていいんで。いつまでに考えられますか?」

「盆明けまで時間ちょうだい!」


イライライライライライライライラ。


思い浮かんでるんちゃうんかい。

納期めちゃくちゃ先だけどそれちゃんと考えてくるんだろうなお前。



果たして完成するのだろうか。

というか出れるのだろうか。



ただ言えることは


わりと「ええやん」と言われたのは嬉しくもある。