ジューン無念

同じ地域に住んでいないはずの松島さんの旦那さんが私の住まいの2軒先にあるコインランドリーを利用しているところを目撃してしまった。


それも大層な洗濯カゴを持って現れたのではなく、それなりに小さめのバッグを持ってコインランドリーに入っていったのだ。


わざわざ家から離れた場所のコインランドリーで少量の洗濯物を処理する。それも1人で。




女装かな。




嫁に隠れて洗濯しないといけないもの、といえば正直女装用具しか思い浮かばない。

だが仮にそうだとしたらそれはもうあまり触れないほうが良い。


見なかったことにしよう、と勝手に私は心の広い理解者を気取った。

そして現在、こうしてまんまと日記に書いている。




◯



6月は結局この一本しか日記を書いていない。

仕事でウンザリすることがかなりあり、そのストレスから脱却するためにやたらとゲームをやったり寝たりしまくっていたところ、すっかり日記を書くという行為を忘れ去ってしまった。


7月は心を入れ替えて毎日更新を目指そうとは思っているが、明日から謎の人狼マッチングアプリを試さないといけないという地味な苦痛案件が始まる。



やりたいゲームもあまりない。


となると風俗なのだが、そこに通い詰めるだけの金なんてあるわけがない。




詰みなのだ。