インターネットヒーロー

漫画家やしろあずきさんが炎上した。


不倫をし、慰謝料請求で奥様とその父親を死においやることができるや働けなくすることができるなどと豪語。

肉体関係を持つ女性たちとのやりとりをTwitterの裏垢で晒し笑い者にする。

ポーカーでの違法賭博。


などなど擁護のしようのない内容での炎上だ。


これを放送で取り上げると事前に通知したコレコレさんを無視。直前でどうしようもないような嘘と言い訳を返信し、放送自体を取りやめてもらおうとする姿はなんとも格好が悪く、惨めだった。



なぜこんなことになってしまったのか。


昔モテなかった男が金や地位をえてモテて勘違いしてしまったという見解をする人たちは少なくないが、金や地位を得ることがモテることに直結するわけではないと私個人は考えているため、やはり元の人間性によるものだと思う。


ポーカー関連の会社を経営しておきながら違法賭博に手を染める行為は一般人が手を出すのとはワケが違うし、奥様を死に追いやることができるなどとんでもないことを言い、実の母親からそんなことは絶対言わないでくれとはっきり怒られるどころか悲しまれてしまうのは、あまりにも幼稚であり恥ずかしい。



そしてそういう身勝手で幼稚な人間からの被害を白日の元に晒せるという意味において、コレコレさんのインターネットヒーローっぷりはもう他の追随を許さなくなってきている。


もともと頭の回転が速くユーモアに富み、また口も上手いイメージがあったが、ニコニコ生放送
初期に癌と呼ばれていた過激さや危険さは昨今限りなく薄れ、反面、公平性や真の被害者の見極め等、物事を慎重に運ぶイメージを私は抱く。


よく知らない人たちからは"他人のゴシップで金を稼ぐ暴露系YouTuber"のレッテルを貼られがちだが、彼の放送はまず彼自身が寄せられた情報の精度を吟味し、自分自身が誰かを潰す道具とされないように細心の注意を払っている。

しっかりとした説明に加え、絶対的な証拠を確認した上で悪事を暴く。

だからこそガーシーのような私怨まみれの暴露と違い、彼のもとには次々と救済を求める声が届くのではないか。



先日の女子高生2名の飛び降り配信事件についてもそうだ。

事件前後ともに、その原因たる男性はどこかチャラチャラしていて、自分は悪くないという感じを前面に出していたが、コレコレさんがそこをしっかりと叩き詰めてくれたため、やはりそれが白日の下に晒された。

残されたご家族の無念を思うとやりきれないが、少なからず救いにはなったのではないか。




同時に、いまやコレコレさんの影響力は、冗談でもなく一国の世論すら左右できるレベルとなってしまっている。

また彼の熱狂的リスナー達は、かねてより平気で私刑に近い行為を匿名で平気で行う危険性を秘めている。


幸いなことに、コレコレさん自身がその影響力をしっかりと把握しているため、大事には至っていないが、時に諸刃に感じることもある。



先駆者たるYouTuber達がどんどん登録者数や再生数を失っていくなかで、いまだ衰えぬ人気のコレコレチャンネルは、この先どのような展開をみせるのだろうか。




にしたってコレコレさん、太りすぎ。
健康ほんと大事。夜中に麻婆豆腐食う癖、やめましょう。