3月11日。

日本人にとって忘れられない日付のひとつ。

あの大震災から12年。

もう12年であり、まだ12年である。


岩手県の英雄たる佐々木朗希は、その意味をなぞるかのように、160kmを超えるストレートを何度も投げ、チェコ打線から三振の山を築いた。


私の出身も岩手です。


そして私も、決して親しく、また近しいわけではありませんでしたが親戚を亡くしました。

あの日の混乱から少し経ってから、ニュースで流れる津波の光景を何度も目にし、その地で生まれ育った母は泣いていました。

多くの人が失い、また絶望しました。


そこから12年。少しずつ、それでもしっかりと日本は立ち直ってきました。


あの頃160kmを超える速球を投げることができる投手は日本人にはいませんでした。


今日、佐々木朗希が投げた160kmこそが、12年かけて歩を止めずに進み続けた日本人の象徴のように、私は思えたのです。



色々な意味をこめて、今日は声高にこう叫びます。



日本は、強い!!!