私自身がもう中年と言ってもおかしくない年齢なわけだが、どんなに歳を取っても、どんなに仕事年数を重ねても怒られるときは普通に怒られる。
そうなるとどんなに歳を取ってもどんなに仕事年数を重ねても怒られると普通に凹む。
そうなるとそうなるとどんなに歳をとってもどんなに仕事年数を重ねても怒られると凹んで、普通に、いや、めちゃくちゃ仕事を辞めたくなる。
今日、役所による立ち入り調査があり、あらかじめ準備しておいた資料をその場で提示したところ、一部の資料が2年間に渡り役所へ報告漏れしていることが判明した。
『普通はこれくらいどなたも漏らしたりはしないんですけどね。あなたが悪いのかどうかはしりませんけど、他の立入よりもレベルが低い。下の下ですね』
初対面で1時間前に名刺交換したばかりの役所のおばちゃんはニヤニヤしながらそう言ってきた。
なんてひどいことを言うのだろうか。
別に私が反抗的な態度をしていたなんてことはなく、なんなら自ら言うのも烏滸がましいが平身低頭で対応をしていたのにも関わらず、あまりにも当たり前に役所のおばちゃんに蹂躙されてしまったので、深く私は傷ついてしまった。
「申し訳ありません。改善致します」
傷ついていることがわからないように、私はしっかりと頭を下げた。
その上で「それと、この○○の届出に関してはどのように行えばよろしいのでしょうか?」と尋ねた。
『いやいやwそんなことやってる場合じゃないでしょって感じですけどねこっちからしたら。専門部署がホームページに載ってますからそっちに確認してください』
おばちゃんはまたしてもヘラヘラしながらそう苦言を呈した。
なんて嫌な奴なんだ…
ひろゆきに影響でもされてんのか…
わりとこういうタイプは多く、バカにしたように薄ら笑いしながら平気で嫌なことを言ったり、話をきいてくれない人がいる。
そこにはまるで、もし自分がこう言われたらこういう風に嫌な気持ちになるからそう言うのはやめておこう的な情けは存在していないかのように。
こと役所関係についてはこういう人がやたらいる。
もともとこういう嫌な奴ほど役人になる素質があるのか、それとも役人になるとこうなってしまうのか。
それがどちらなのかはわからない。
しかし私はたったこれだけで疲れ果ててしまい、例の如く仕事辞めてーなーモードへ突入することになってしまった。
もう10年以上もこの仕事辞めてーなーモードと付き合っている。
いったいあと何年続くのだろうかこの気だるさは。
まさか一生なのか?
そう考えると一瞬だけゾッとし、より深い気だるさに襲われてしまうことになる。
○
元人気YouTuberで元禁断ボーイズのモーリー氏が売春斡旋で逮捕された。
禁断ボーイズと言えば「楽しいを仕事にする!」という馬鹿げたキャッチフレーズが流行り、多くの一般人がYouTuberとしてデビューしだした頃に第一線に立っていたトップYouTuberのうちの一組だ。
そんな禁断ボーイズを一気にオワコンにしたのがVALU騒動だ。
ここでの詳細は避けるが、それは彼らに大きな転機となったのだろう。
以後彼らが全盛期に戻ることなく、あえなく解散への道を辿ることとなる。
「生活をしていくためにやった」
モーリー氏は売春斡旋の逮捕に関してそう言ったのだという。
たしか彼は編集ができなかった。
他のメンバーは裏方で生計をたてれても、彼にはそれができないのだ。
かつて好きなことを仕事にした結果がこれだ。
好きなことを突き詰めてしまうと、それが潰えたときに何もなくなってしまうことがある。
そうなると生きるために悪事のハードルがどんどん下がっていく。
恐ろしい話だ。
そう考えると、好きなことを仕事にできず、気だるい思い罪懲役40年の刑を受けていることは、意外と悪いことではないかもしれない。
仕事があるだけ幸せだ。
生きるために必要悪を認めなくてもいいのだから。
そんなことないな。こっちはこっちで不幸だわ。
売春斡旋すんなよ。
そうなるとどんなに歳を取ってもどんなに仕事年数を重ねても怒られると普通に凹む。
そうなるとそうなるとどんなに歳をとってもどんなに仕事年数を重ねても怒られると凹んで、普通に、いや、めちゃくちゃ仕事を辞めたくなる。
今日、役所による立ち入り調査があり、あらかじめ準備しておいた資料をその場で提示したところ、一部の資料が2年間に渡り役所へ報告漏れしていることが判明した。
『普通はこれくらいどなたも漏らしたりはしないんですけどね。あなたが悪いのかどうかはしりませんけど、他の立入よりもレベルが低い。下の下ですね』
初対面で1時間前に名刺交換したばかりの役所のおばちゃんはニヤニヤしながらそう言ってきた。
なんてひどいことを言うのだろうか。
別に私が反抗的な態度をしていたなんてことはなく、なんなら自ら言うのも烏滸がましいが平身低頭で対応をしていたのにも関わらず、あまりにも当たり前に役所のおばちゃんに蹂躙されてしまったので、深く私は傷ついてしまった。
「申し訳ありません。改善致します」
傷ついていることがわからないように、私はしっかりと頭を下げた。
その上で「それと、この○○の届出に関してはどのように行えばよろしいのでしょうか?」と尋ねた。
『いやいやwそんなことやってる場合じゃないでしょって感じですけどねこっちからしたら。専門部署がホームページに載ってますからそっちに確認してください』
おばちゃんはまたしてもヘラヘラしながらそう苦言を呈した。
なんて嫌な奴なんだ…
ひろゆきに影響でもされてんのか…
わりとこういうタイプは多く、バカにしたように薄ら笑いしながら平気で嫌なことを言ったり、話をきいてくれない人がいる。
そこにはまるで、もし自分がこう言われたらこういう風に嫌な気持ちになるからそう言うのはやめておこう的な情けは存在していないかのように。
こと役所関係についてはこういう人がやたらいる。
もともとこういう嫌な奴ほど役人になる素質があるのか、それとも役人になるとこうなってしまうのか。
それがどちらなのかはわからない。
しかし私はたったこれだけで疲れ果ててしまい、例の如く仕事辞めてーなーモードへ突入することになってしまった。
もう10年以上もこの仕事辞めてーなーモードと付き合っている。
いったいあと何年続くのだろうかこの気だるさは。
まさか一生なのか?
そう考えると一瞬だけゾッとし、より深い気だるさに襲われてしまうことになる。
○
元人気YouTuberで元禁断ボーイズのモーリー氏が売春斡旋で逮捕された。
禁断ボーイズと言えば「楽しいを仕事にする!」という馬鹿げたキャッチフレーズが流行り、多くの一般人がYouTuberとしてデビューしだした頃に第一線に立っていたトップYouTuberのうちの一組だ。
そんな禁断ボーイズを一気にオワコンにしたのがVALU騒動だ。
ここでの詳細は避けるが、それは彼らに大きな転機となったのだろう。
以後彼らが全盛期に戻ることなく、あえなく解散への道を辿ることとなる。
「生活をしていくためにやった」
モーリー氏は売春斡旋の逮捕に関してそう言ったのだという。
たしか彼は編集ができなかった。
他のメンバーは裏方で生計をたてれても、彼にはそれができないのだ。
かつて好きなことを仕事にした結果がこれだ。
好きなことを突き詰めてしまうと、それが潰えたときに何もなくなってしまうことがある。
そうなると生きるために悪事のハードルがどんどん下がっていく。
恐ろしい話だ。
そう考えると、好きなことを仕事にできず、気だるい思い罪懲役40年の刑を受けていることは、意外と悪いことではないかもしれない。
仕事があるだけ幸せだ。
生きるために必要悪を認めなくてもいいのだから。
そんなことないな。こっちはこっちで不幸だわ。
売春斡旋すんなよ。