そのLINEは突然私宛てにやってきた。
『久しぶり!元気?ねーねー今度飲みにいこーよ!\(^o^)/』
確認するが相手にまったく記憶がない。
誰?
しかしながらいきなり誰?と送り返すのは失礼だし何よりセンスがないのでやめておいた。
限りなく知り合いを装い
「久しぶり!!いつ以来かな?」 と返信した。
すると
『えーとLINEは年内しなかったっけ?15年くらいあってないけど笑』
ときた。
え、誰?
年内のLINEを見返したが該当するラインはない。
まして15年前って俺何してたっけ?ってか20歳じゃんその時。なんかあったっけ…
「時代は動くものだね。いまはなにやってるの?」
『時は過ぎるものだねえ。うちらもうおばさんってやつだよ((((;゚Д゚)))))))
今はブライダル業界にいるよ!笑
何やってるのー?』
いや誰。あ
まったくヒントにならない情報だしてくんなよ…
こっちが探りいれてんのなんとなくわかるでしょ。
「ブライダルかあ。キミに似合いそうだ。
僕はいま、警視庁公安課にいるよ!正義は胸に秘めるくらいがちょうどいい。
最後に、会ったのは20歳くらいかあ。なんの会だっけ?」
もう探りいれてるのがバレバレのLINEを送ってしまった。これはひどい。
『似合わないよ!激務と女子の空気で死にそう!
警視庁公安課!?何してるの?スペックホルダーとか探してるの?
多分、同窓会かしら?』
ようやくヒントきました。
だがヒント云々の前にわりとセンスの良い返信。素晴らしい。
さて15年前の同窓会というと小学校の同窓会である。
つまりこの謎の相手は小学校の時の同窓生。
だがやはりわからない。
私は覚悟を決めて核心をつくLINEを送った。
「ところで僕は有馬だけど、キミは誰だい?」
と。
ものの数分で返信がきた。
『ごめん。。』
と。
どういうこと…
え、なに…なにそのテンションの垂直落下っぷりは…
「いや、嘘だよ!
僕ら小学校の頃仲良かったじゃないか。ぜひ飲みにいこう。」
『嘘でしょ』
いやなに誰?誰なの?
重いだろうが。どうした。小学生の頃しか知らないんだからそんな一面見せんなよ…
そして私がとりあえず
「嘘じゃないよ。謎はとべてすけたよ」
と返信をしたとき、小学校の時からの友人であるスティーブンキングからラインがきた。
スティーブンキングには、この謎の女の連絡先を掲示し、解析を依頼していた。
その答えがきたのだ。
【それは加藤だよ】
ときた。
あー…
加藤か…
たしかに小学校のとき家近かったけど別に仲良かったわけでもないし。
加藤か…いやー加藤か…
そういえば同窓会でそれなりに話したっけ。
いやでも加藤か…
覚えているけどあー、これ…
いや加藤かー…微妙だな…
据え膳食わねばうんちゃらの精神をたしかに私は掲げている。
でも加藤か…。
いやこれ別に放置でもいいなこれ。
けれども考えなければならない。
今になって、別に最近何か接点があったわけでもないのに突然飲みに行こうよと誘ってくる女の想いを。
加藤…俺のこと好きだったのかな…
早速スティーブンキングにLINEをしてみた。
「加藤、俺のこと好きだったのかな…」
【いや、加藤は片っ端から飲みに行こうって誘ってるみたいだよ。俺にもきたし】
だみだこりゃ。
まったく。
俺みたいなことする女だな。
『久しぶり!元気?ねーねー今度飲みにいこーよ!\(^o^)/』
確認するが相手にまったく記憶がない。
誰?
しかしながらいきなり誰?と送り返すのは失礼だし何よりセンスがないのでやめておいた。
限りなく知り合いを装い
「久しぶり!!いつ以来かな?」 と返信した。
すると
『えーとLINEは年内しなかったっけ?15年くらいあってないけど笑』
ときた。
え、誰?
年内のLINEを見返したが該当するラインはない。
まして15年前って俺何してたっけ?ってか20歳じゃんその時。なんかあったっけ…
「時代は動くものだね。いまはなにやってるの?」
『時は過ぎるものだねえ。うちらもうおばさんってやつだよ((((;゚Д゚)))))))
今はブライダル業界にいるよ!笑
何やってるのー?』
いや誰。あ
まったくヒントにならない情報だしてくんなよ…
こっちが探りいれてんのなんとなくわかるでしょ。
「ブライダルかあ。キミに似合いそうだ。
僕はいま、警視庁公安課にいるよ!正義は胸に秘めるくらいがちょうどいい。
最後に、会ったのは20歳くらいかあ。なんの会だっけ?」
もう探りいれてるのがバレバレのLINEを送ってしまった。これはひどい。
『似合わないよ!激務と女子の空気で死にそう!
警視庁公安課!?何してるの?スペックホルダーとか探してるの?
多分、同窓会かしら?』
ようやくヒントきました。
だがヒント云々の前にわりとセンスの良い返信。素晴らしい。
さて15年前の同窓会というと小学校の同窓会である。
つまりこの謎の相手は小学校の時の同窓生。
だがやはりわからない。
私は覚悟を決めて核心をつくLINEを送った。
「ところで僕は有馬だけど、キミは誰だい?」
と。
ものの数分で返信がきた。
『ごめん。。』
と。
どういうこと…
え、なに…なにそのテンションの垂直落下っぷりは…
「いや、嘘だよ!
僕ら小学校の頃仲良かったじゃないか。ぜひ飲みにいこう。」
『嘘でしょ』
いやなに誰?誰なの?
重いだろうが。どうした。小学生の頃しか知らないんだからそんな一面見せんなよ…
そして私がとりあえず
「嘘じゃないよ。謎はとべてすけたよ」
と返信をしたとき、小学校の時からの友人であるスティーブンキングからラインがきた。
スティーブンキングには、この謎の女の連絡先を掲示し、解析を依頼していた。
その答えがきたのだ。
【それは加藤だよ】
ときた。
あー…
加藤か…
たしかに小学校のとき家近かったけど別に仲良かったわけでもないし。
加藤か…いやー加藤か…
そういえば同窓会でそれなりに話したっけ。
いやでも加藤か…
覚えているけどあー、これ…
いや加藤かー…微妙だな…
据え膳食わねばうんちゃらの精神をたしかに私は掲げている。
でも加藤か…。
いやこれ別に放置でもいいなこれ。
けれども考えなければならない。
今になって、別に最近何か接点があったわけでもないのに突然飲みに行こうよと誘ってくる女の想いを。
加藤…俺のこと好きだったのかな…
早速スティーブンキングにLINEをしてみた。
「加藤、俺のこと好きだったのかな…」
【いや、加藤は片っ端から飲みに行こうって誘ってるみたいだよ。俺にもきたし】
だみだこりゃ。
まったく。
俺みたいなことする女だな。