あっという間に三ヶ日が終わってしまった。

ここ数年は年末休暇突入前日から「とは言え1週間くらいしたらまた普通に働かされるんだよな…」と暗い気持ちになるように私の心は育っている。

そのためなんだかあと数日後には再会する連中に「今年もお世話になりました」と深く頭を下げることがあまりにもバカらしく、あまりにも恥ずかしく感じてしまうため、昨年末は私はその挨拶をこちらから主体的に一切行わなかった。


そしてあっという間に今日、仕事初めである。

上司陣が朝から「あけましておめでとう。まあ今週は肩慣らし程度に仕事して」と笑いながら言ってきたが、どうせ毎年フルスロットルで開幕から働かせてくるのだから今年もそうでしょう?とたかを括っていたところ、まあ案の定フルスロットルであった。


朝から晩まで撮り溜めていた鎌倉殿の13人を観る日々に戻りたい。


鎌倉殿の13人は素晴らしい。


タイトルからして恐らく13人の合議制の話であり、それが源平争乱時から描かれるとあれば、これまで執権政治の礎、あるいは反旗を翻すイメージが先行してしまっていた初期御家人達にスポットが当たるわけだからたまらない。


上総広常。源平合戦という点で重要な役割を担っていたであろうはずが、あまり一般的にスポットライトを浴びることのなかった人物に数千年の時を経て新たに生命を吹き込んだ佐藤浩市は見事の一言に尽きる。


浪漫に溢れる正月であった。返してくれ。


頼むから日本社会は毎年成人の日まではずっと休みという制度を作ってくれ。

それで一旦は満足するから。


仕事ではバチバチとやらないといけないので、その関係上、大河ドラマはここで一旦見納めて、今日の夜からはブレイキングダウンのオーディション動画を観るつもりだ。


アウトサイダーは本当に昔のワル自慢が貉達で数で群れてまた悪さ自慢をするのでウンザリしていたが、ブレイキングダウンはほとんどの人が大会後に動画をあげて仲直りしたり謝罪したりイチャイチャしてくれるので助かる。

また、明らかに改心していない元犯罪者や、なりふり構わない迷惑系は多くの場合ちゃんとオーディションで落とされるのでそこも安心している。


私は朝倉未来にストリートファイトで勝てれば1000万円がとにかく面白くて好きだったので、そこに出ていた人たちには頑張ってほしい。


頼むぞ会津の喧嘩屋。

勝ってくれ。