別サイトで音信不通となった元友人に宛てたブログを投稿した。
書いてみた記事を読み直すと、もはや誹謗中傷と表裏一体のような内容になってしまったが、ギリギリのラインは保てていると自分に言い聞かせている。
ブログは「もういい。手ぶらで戻ってこい。また一緒に遊ぼう。生きて再会しよう」という言葉で締めたわけだが、正直なところ別に戻ってこようがこまいがどっちでもいいし、また遊ぶつもりもあまりない。
変に死なれて遺書に私の名前を書いたりしなければそれでいい。
もう友人と呼ぶことすら必要ないのかもしれない。
昔から彼はそうだった。
自分であれがやりたい、これがやりたいと言い出したことも、あるいは他の誰かから一緒にこれやろうぜ!と言われたときも、彼は最初に本当に調子の良い返事をして、しばらくすると何もかも投げ出し、逃げた。
私は高校生の頃、自分の趣味を将来の仕事にしようと、そういう経験ができるアルバイトをしようと思い、彼に相談したところ、彼は「それは最高だ。俺もその仕事がやりたい。一緒にやろう」と私に賛同した。
この時はとても嬉しかったことを覚えている。
自分の考えが誰かに認められたような気持ちになり、すぐに私は彼の分も含めて段取りをすすめた。
しかし彼は約束の日になっても必要書類を用意せず、連絡すら無視するようになった。
重ねて何度も連絡を試みると、彼はメールで短く「しつこい!興味ないから!」と憤った。
以前から彼がこうやって裏切る癖があることがわかっていた私は、怒りの感情は全く湧いてこず、とにかく呆れていた。
○
30を過ぎて再会した彼は、演劇関係の仕事をする共通の友人に「これまでの経験を活かして社長になりたい。劇場を開きたい。だから一緒に勉強させてくれ」と頼んだ。
小劇場にはビジネスチャンスがたくさん転がっている、と言いながら。
絶対興味ないだろ。なんだ小劇場に転がるビジネスチャンスって。どうせまた頓挫だろ。
そうすぐに思ったが、11年間飲食店に勤め、休みなく働かされドン底を味わった、という彼の経験に、多少の変化も期待した。
けれどもやはり、彼は何も変わっていなかった。
友人から宣伝用のSNSアカウントの運用を頼まれ、「任せて!」と意気込みながら全然無関係の麻雀のリツイートばかりをし、私物化。
なぜ仕事をしないの?と問い詰められた彼は「やり方がわからない」と言い訳した。
このようなことが積み重なり、いよいよ私は呆れから怒りへと感情が動いていた。
結局彼は何もやらず、いまの自分では力になれないと一方的に話し、求めてもいないのにも関わらず「3年後に成長した姿をみせる」と意気込み、劇場を開く夢を投げ出した。
最後に私と友人で、「そもそも人生経験が足りないんだから、いまは働かず残った貯金分で好きなだけ遊びなよ」とアドバイスすると、彼は泣きながら「ありがとう。全力で遊ぶ」と言った。
翌日に私達に「就職先が決まった。来週から働くわ」と連絡をいれ、遊ぶはずの貯金額はわずか1ヶ月でキャバクラで使い切ってみせた。
何もかも、彼は裏切ったのだ。
○
誰かが私に言うかもしれない。
事情も知らずに加害者を守り、被害者を蔑ろにする仲裁オナニーさんがやってきて、私を指差し言うかもしれない。
それをきいた名もなきモブ達が、声をあわせて私を批判するかもしれない。
「その人の人生なんだから、他人のお前がどうこう言うな」
と。
そうなっても私は言う。
言うよ、照井。
お前の人生はクソだ。
俺はお前こそが、最底辺だと思っているよ。
書いてみた記事を読み直すと、もはや誹謗中傷と表裏一体のような内容になってしまったが、ギリギリのラインは保てていると自分に言い聞かせている。
ブログは「もういい。手ぶらで戻ってこい。また一緒に遊ぼう。生きて再会しよう」という言葉で締めたわけだが、正直なところ別に戻ってこようがこまいがどっちでもいいし、また遊ぶつもりもあまりない。
変に死なれて遺書に私の名前を書いたりしなければそれでいい。
もう友人と呼ぶことすら必要ないのかもしれない。
昔から彼はそうだった。
自分であれがやりたい、これがやりたいと言い出したことも、あるいは他の誰かから一緒にこれやろうぜ!と言われたときも、彼は最初に本当に調子の良い返事をして、しばらくすると何もかも投げ出し、逃げた。
私は高校生の頃、自分の趣味を将来の仕事にしようと、そういう経験ができるアルバイトをしようと思い、彼に相談したところ、彼は「それは最高だ。俺もその仕事がやりたい。一緒にやろう」と私に賛同した。
この時はとても嬉しかったことを覚えている。
自分の考えが誰かに認められたような気持ちになり、すぐに私は彼の分も含めて段取りをすすめた。
しかし彼は約束の日になっても必要書類を用意せず、連絡すら無視するようになった。
重ねて何度も連絡を試みると、彼はメールで短く「しつこい!興味ないから!」と憤った。
以前から彼がこうやって裏切る癖があることがわかっていた私は、怒りの感情は全く湧いてこず、とにかく呆れていた。
○
30を過ぎて再会した彼は、演劇関係の仕事をする共通の友人に「これまでの経験を活かして社長になりたい。劇場を開きたい。だから一緒に勉強させてくれ」と頼んだ。
小劇場にはビジネスチャンスがたくさん転がっている、と言いながら。
絶対興味ないだろ。なんだ小劇場に転がるビジネスチャンスって。どうせまた頓挫だろ。
そうすぐに思ったが、11年間飲食店に勤め、休みなく働かされドン底を味わった、という彼の経験に、多少の変化も期待した。
けれどもやはり、彼は何も変わっていなかった。
友人から宣伝用のSNSアカウントの運用を頼まれ、「任せて!」と意気込みながら全然無関係の麻雀のリツイートばかりをし、私物化。
なぜ仕事をしないの?と問い詰められた彼は「やり方がわからない」と言い訳した。
このようなことが積み重なり、いよいよ私は呆れから怒りへと感情が動いていた。
結局彼は何もやらず、いまの自分では力になれないと一方的に話し、求めてもいないのにも関わらず「3年後に成長した姿をみせる」と意気込み、劇場を開く夢を投げ出した。
最後に私と友人で、「そもそも人生経験が足りないんだから、いまは働かず残った貯金分で好きなだけ遊びなよ」とアドバイスすると、彼は泣きながら「ありがとう。全力で遊ぶ」と言った。
翌日に私達に「就職先が決まった。来週から働くわ」と連絡をいれ、遊ぶはずの貯金額はわずか1ヶ月でキャバクラで使い切ってみせた。
何もかも、彼は裏切ったのだ。
○
誰かが私に言うかもしれない。
事情も知らずに加害者を守り、被害者を蔑ろにする仲裁オナニーさんがやってきて、私を指差し言うかもしれない。
それをきいた名もなきモブ達が、声をあわせて私を批判するかもしれない。
「その人の人生なんだから、他人のお前がどうこう言うな」
と。
そうなっても私は言う。
言うよ、照井。
お前の人生はクソだ。
俺はお前こそが、最底辺だと思っているよ。