なんで刺青いれたんや

先日浅草橋付近を外回りで歩いていたところ
金髪で刺青の男性が何やらタクシー運転手に文句を述べており
それを警察官１名が仲裁している現場に出くわした。

タクシー運転手もこんな怖い人に絡まれるなんて大変だな、なんてことを思いながらその横を通り過ぎようとした際に気付いた。
金髪刺青は私の高校の時の同級生だった。

はじめに誤解のないように言っておくが、決して「ふざけんなよ！」だとか「なんだコラ！」だとか
血気溢れるような言い争いはしておらず、金髪同級生も「そりゃあ僕だって悪いとは思いますけど・・・でもねえ・・・」
と穏やかに詰めている感じで、運転手も「本当に申し訳ありません」と謝罪していた。
また、警官も１名しかいなかったので、事件性は恐らくないのだろう。

同級生は数年前、飲酒の影響でタクシー運転手を暴行してしまい、逮捕されている。

その彼がまたタクシー関連で揉めていたのだから、非常に不安な気持ちになったが、問題には発展していないようなのでよかった。


昨今、価値観の多様化に伴い、仕事に対する考え方は社会を通して大きく変化した。

反面、"社会人”としての良識性は今まで以上に誰もが求められるようになった。

サービスレベルは勿論、従業員と客との距離自体も、インターネット・SNS媒体の普及によってとても近いものになったことで、その反動として心ない人間、あるいは無自覚な人間による個人の社会的抹殺も容易になったといえる。

まあ要するに結論としては、彼はもっと色んなことに敏感になるべきだということだ。