本日は謝罪に終始しようと思う。
まずは大前提として私が昨日竹馬の友と男二人っきりで東京ディズニーランドに行ったという事実をおさえてもらいたい。
絶叫マシンが苦手な私と竹馬にとってディズニーランドはとても狭い。
私たちは飲酒→ベイマックス→飲酒→ダンボ→飲酒→アリスのティーカップ→飲酒→メリーゴーランドという実にモテなさそうなプロセスを繰り返し、いつの間にかへべれけになってしまった。
飲酒しては乗り物に揺らされる実情は大いに私たちを酔っ払いへと変貌させる理由として十二分であった。
ここからが問題である。
どうしてそうなったのかはわからないが、私たちは「いろんな女の子にディズニーランドにきていることを自慢しよう」という企画をぶちあげた。
それはおそらく竹馬に私自身が嫉妬したからであろう。彼は男二人っきりといえど、同日同場所に女友達が同僚の子たちと遊びにきていて、度々その女友達と電話をしたりメールをしたりしていた。
その光景は実に楽しそうであり、私をこれから後述する暴走へと駆り立てるには余りあるほど十分なものであった。
以下が私の酔っ払いラインとなる。ご査収ください。
14時27分
私→蛇
「やあ。ディズニーにこないか?ヤックルに乗って」
14時30分
私→絶対絶命
「ディズニーランドにいると周りはカップルだらけだ。なんだかキミを無性に抱きしめたくなってしまったよ。舞浜からキミに届くかな?僕の歌うミスターチルドレンの君が好きという曲が」
14時35分
私→四コマ漫画家
「舞浜に来てくれ。誘拐された。助けてくれ」
14時38分
私→魚屋の娘
「キミのためにダッフィーを七匹ほど買って帰るよ。キミのために。大金をはたいて」
14時39分
四コマ漫画家→私
『?』
14時40分
絶対絶命→私
『また口説きですか?(´3`)ぷ
どのくらい口説き文句を 持ってるんですか?
ミスチルの君が好き
いい曲ですよね♪♪
残念ながらその歌声は届かないですけど( ̄ω ̄+)ふふ』
14時41分
私→四コマ漫画家
「いまなにしてるんだい?モンストかい?」
14時43分
私→絶対絶命
「僕はいつでも本気だよ。ところでキミはなにしてるんだい?今日はペルセウス座流星群がきれいに輝くだろうね。同じ空をみているはずなのにキミが遠いよ。まるでスターゲイザーだ」
14時50分
私→同期
「僕はいまディズニーシーのロストリバーデルタでバドワイザーを飲みながらずっとキミのことを考えていたよ。そして思った。キミはツインテールが似合うと思うよ。」
14時52分
私→根暗
『やあ。』
15時30分
絶対絶命→私
『本当に本気なんですか?本気さを失ってますよ。今日は友達と遊んでます♪スターゲイザーってスピッツですか?( ̄ω ̄+)ふふ』
15時45分
魚屋の娘→私
『いらなぃよ』
15時50分
私→絶対絶命
『本気だからふざけるんだよ。ふざけないと恥ずかしいじゃないか。』
15時52分
私→魚屋の娘
『そうか。僕はいまスモールワールドで船が転覆しかけたよ。もうダメかと思った。走馬灯でキミをみたよ。笑っていた。』
17時10分
私→蛇
『早くきなよ。ヤックルに乗って』
17時42分
私→蛇
『まだこないのかい?ヤックルに乗って』
17時50分
絶対絶命→私
『本気だからふざける?恥ずかしいとかかわいいとこあるんですね(*^O^*)』
23時02分
蛇→私
『お土産ありがとう』
翌日
私→蛇
『お土産のヤックルだよ』
どうだろうか。
特筆すべきは絶対絶命であろう。彼女は本当に優しい。
残念なことに私の彼女に対する気持ちは伝わっていないようだが本当に絶対絶命は良い子だ。どんどんスキになっていく。
というわけでラインを無駄に送ってしまった皆さんに謝罪せねばならない。
正直、すまんかった。
ちなみにディズニーランドはめちゃくちゃ楽しかった。