23歳女性に対する監禁殺人事件はそのセンセーショナルさから世間で大きな話題となった。
加害者の男性が被害者を監禁し、死に至らしめた挙句死体を遺棄した事件であるが、被害者は既に二度〇されているに近い。
次々とバカげた性の猛者のような連中が現れ、遺体の状況から被害者が絶命時にどのようなことをしていたのかを解説し、
また、ネット知識があるのかないのかわからないアホが、「これ私の行ってた高校です」と不用意なツイートをする。
これにより第三者が知らなくてもいいような情報が世界中に出回ってしまい、心無い人間が「被害者の自業自得」だとまで言いのける始末である。
どういう育ち方をすれば、そんな非道な思想に至れるのだろうか。
昨今のネット報道及びその波及の仕方は本当に危険性が増しているように思える。
どこかのおかしな政治家が「テレビは洗脳装置だ」と言ったが、そんな彼の発言をどんどん広めることができるインターネットは洗脳装置以上に危ないではないか。
たとえば大阪のガールズバー店長が被害にあった事件、たとえば耳かき専門店の店員が被害にあった事件。
三鷹市の女子大生が被害にあった事件。
ああいう事件はどんな理由があろうと犯人が悪いに決まっている。
それもあることないことを噂され、二度目の死に至らしめるなんてあんまりではないか。
本件の被害者女性のご冥福を祈ります。
また犯人には自身の保身の為に行った事が、結果的に死者の名誉まで傷つけてしまっていることも踏まえて
重刑を望む。