またしても連続投稿が途切れてしまった。
その要因は前回途切れたときと同様、お酒にやられてしまったからだ。
コロナ禍が徐々に落ち着き、条件つきではあるものの会社から歓送迎会のOKが出たことで、約2年半ぶりの歓迎会が実施されることとなった。
これはまぎれもなく深酒になる。
そう考えた私は事前に下書きまで終え、あとはアップするだけという状態まで日記を仕上げ、万全の体勢で歓迎会に挑んだ。
しかし、なんだかんだ二次会でダラダラとやってしまい気付けば23時58分。
大慌てでログインし下書きをあげ題名を入れて投稿したが、時既にお寿司。
0時2分…無情にも日付変更線を超えてしまった。
こうして5月より初めた毎日日記投稿は2ヶ月連続で未達成となった。
○
翌日の私は大いに凹んでいた。
二日酔いのせいもある。なんとなく気が大きくなって二次会で騒いでしまった後悔もある。あるいは連続投稿未達成の失意もある。
しかしもっとも大きな要因は、二次会での川崎の一言だ。
後輩の川崎は酒に酔い、しきりに『私はもう少ししたら彼氏と結婚して退職します』と言った。
仕事好きじゃないですし、面白くないですしと何度も言った。
普段は決してそんなこと言う人間ではなかったはずだが、彼女はあきらかに酔っていた。
そしてまた、そういうことを言う若い女の子に対し、我々は我々で「おめでとう。それは素晴らしい」以外にかける言葉が、現在の時代においては思い浮かばなかった。
余計なことだと言われ、ハラスメントに問われる可能性がある。
しかし私も酔っていた。
また、多少は川崎と仲良くしているという自負もあり、私は彼女に向かい言い放ったのだ。
「そんなしょーもないこと言うなよ」
と。
続けて
「勿体無いじゃないか。キミは期待もされてるしこれまでの実績もあるんだから。もう少し考えてみても…」と告げた。
川崎は強い口調で
『だから面白くないんですよ仕事』
とこれを一蹴した。
「そりゃ面白くないし楽しくないしだるいよ。でも勿体無いよ」
『何がですか?』
「キミはまだ経験したことないだろ」
『だから何をですか?』
「仕事の喜びだよ。自分で一から計画して、自分で提案して、大型案件を自分のやり方で自分が受注する。これ以上にシビれることはないよ。一度経験してみなよ。これまでのどんな歓びをも、仕事の達成感が凌駕する。めちゃくちゃ気持ち良い瞬間があるんだよ我々には。それを経験せずに辞めるなんて勿体無いよ」
『他人からもらった大型案件だけでしか営業成績稼げないアンタが言うな!!!!!!!』
え…ちょ…ひどすぎない?
痛烈というか過酷。ぴえん超えてしょんぼりなんですけど。
他人からもらった大型案件だけでしか営業成績稼げない…
いやひどすぎぃ!ひどい!ひどい以外の言葉がない。
いやいや頑張ってるから!大変だよわりと!それ以上の弁明できないけど!
「ひどいこと言うじゃないかよ…」
『仕掛けてきたのはそっちでしょ!』
「だとしてもひどいじゃないか…」
『それはすみません』
「…いいよ」
こうして小学生のような仲直りをしてこの日は事なきを得た。
それが今日。あまりにも突き刺さる。
ズバリ言うわねあなた…ズバリ言われたよくそ…
これからはしっかりと、後輩に舐められない後ろ姿をみせていかなければならない。
やれやれ盛り沢山だ。
俺も結婚で仕事辞めれるなら辞めるわ。
多分向こうは気まずいだろうからなるべくこの話題をさけなくてはならない。
抱え込むしかない。無情だ。
その要因は前回途切れたときと同様、お酒にやられてしまったからだ。
コロナ禍が徐々に落ち着き、条件つきではあるものの会社から歓送迎会のOKが出たことで、約2年半ぶりの歓迎会が実施されることとなった。
これはまぎれもなく深酒になる。
そう考えた私は事前に下書きまで終え、あとはアップするだけという状態まで日記を仕上げ、万全の体勢で歓迎会に挑んだ。
しかし、なんだかんだ二次会でダラダラとやってしまい気付けば23時58分。
大慌てでログインし下書きをあげ題名を入れて投稿したが、時既にお寿司。
0時2分…無情にも日付変更線を超えてしまった。
こうして5月より初めた毎日日記投稿は2ヶ月連続で未達成となった。
○
翌日の私は大いに凹んでいた。
二日酔いのせいもある。なんとなく気が大きくなって二次会で騒いでしまった後悔もある。あるいは連続投稿未達成の失意もある。
しかしもっとも大きな要因は、二次会での川崎の一言だ。
後輩の川崎は酒に酔い、しきりに『私はもう少ししたら彼氏と結婚して退職します』と言った。
仕事好きじゃないですし、面白くないですしと何度も言った。
普段は決してそんなこと言う人間ではなかったはずだが、彼女はあきらかに酔っていた。
そしてまた、そういうことを言う若い女の子に対し、我々は我々で「おめでとう。それは素晴らしい」以外にかける言葉が、現在の時代においては思い浮かばなかった。
余計なことだと言われ、ハラスメントに問われる可能性がある。
しかし私も酔っていた。
また、多少は川崎と仲良くしているという自負もあり、私は彼女に向かい言い放ったのだ。
「そんなしょーもないこと言うなよ」
と。
続けて
「勿体無いじゃないか。キミは期待もされてるしこれまでの実績もあるんだから。もう少し考えてみても…」と告げた。
川崎は強い口調で
『だから面白くないんですよ仕事』
とこれを一蹴した。
「そりゃ面白くないし楽しくないしだるいよ。でも勿体無いよ」
『何がですか?』
「キミはまだ経験したことないだろ」
『だから何をですか?』
「仕事の喜びだよ。自分で一から計画して、自分で提案して、大型案件を自分のやり方で自分が受注する。これ以上にシビれることはないよ。一度経験してみなよ。これまでのどんな歓びをも、仕事の達成感が凌駕する。めちゃくちゃ気持ち良い瞬間があるんだよ我々には。それを経験せずに辞めるなんて勿体無いよ」
『他人からもらった大型案件だけでしか営業成績稼げないアンタが言うな!!!!!!!』
え…ちょ…ひどすぎない?
痛烈というか過酷。ぴえん超えてしょんぼりなんですけど。
他人からもらった大型案件だけでしか営業成績稼げない…
いやひどすぎぃ!ひどい!ひどい以外の言葉がない。
いやいや頑張ってるから!大変だよわりと!それ以上の弁明できないけど!
「ひどいこと言うじゃないかよ…」
『仕掛けてきたのはそっちでしょ!』
「だとしてもひどいじゃないか…」
『それはすみません』
「…いいよ」
こうして小学生のような仲直りをしてこの日は事なきを得た。
それが今日。あまりにも突き刺さる。
ズバリ言うわねあなた…ズバリ言われたよくそ…
これからはしっかりと、後輩に舐められない後ろ姿をみせていかなければならない。
やれやれ盛り沢山だ。
俺も結婚で仕事辞めれるなら辞めるわ。
多分向こうは気まずいだろうからなるべくこの話題をさけなくてはならない。
抱え込むしかない。無情だ。