もうすっかりやっていたことさえ忘れていたが、鉄人社のしんさくヤルノートのパクリ企画である、
俺的ヤルノートのターゲット№3の小宮山さえこから連絡がきた。

連絡がきたというには語弊があるかもしれない。

もうまったく脈もなく、ワンチャンの可能性もなさそうなのでなんとなく1か月に1回くらい、送られてくるだけでただただイライラするだけのようなクソラインを一方的に送り付けていたところ、返信がきたのだ。


【BUMP OF CHICKENのライブならいいよ。一緒に行っても】





あ、そうなんだ・・・



私はバンプはたしかに好きであるがガチ勢ではない。

しかし小宮山さえこは以前、RADWIMPSの絶対絶命というアルバムについて
『すっしーさんわかります?絶体絶命って糸・色・糸・体・糸・色・命。いとしき体、いとしき命になるんですよ』
と言ってきたくらいだ。

多分そっち側なのでバンプガチ勢の可能性は十分にある。


これは良いきっかではないか。
もう俺10年近くバンプ離れてるけど。

ライブチケットの倍率をみてみると到底手に入るレベルの倍率ではなかった。

それでも、自信があった。
今回、千載一遇のチャンスな気がする。


【さえこさん、俺に任せて。必ず俺がさえこさんを、ライブに連れていく。夜明け色のロケットに飛び乗ってね】


もちろんこのラインに返信はなかった。


×××


『松岡さんいいですか?千載一遇、千載一遇って言いますけどね。千載一遇のチャンスって結構多くありますからね』



×××


昨日正式にバンプオブチキンのライブチケットの抽選敗退が確定した。

取れへんやんけ・・・


【さえこさん。抽選外れました】


もちろんこのラインに返信はない。


今年はバンプに限らず、人気アーティストの単独がことごとく倍率が高い。

狙い目としていたアーティストのライブも外れた。

この事実になんの根拠もないわけだが、思うことはひとつ。

客足が確実に戻ってきているということだ。


もうすぐ、コロナ禍が終わる。