『SNSは承認欲求の塊だらけで、しょーもない投稿とか明らかにかまってほしさ満載の投稿みるとやっぱ腹立つわけですよ』

以前はそんな風に語っていた知人女性であったが、最近彼女は結婚をし、その幸せを見事にフェイスブック上へと展開していた。

【皆様ありがとうございました!忘れられないとても素敵な1日になりました!とっても幸せ!みんな大好きです】

そんな文章とともに旦那とのツーショット、自身の花嫁姿、誓いのキスの写真をこれでもかとアップしている。

かつては『ネットの危険性理解してないバカほんと多いよね。晒されて炎上すればいいんだよそんなやつら』
と毒づいていたサバサバ女子の象徴的な姿は跡形もなく、結局女性は結婚=ゴールであるという図式を印象つける結果になったと私は思わずにはいられない。

彼女のアップされた幸せに対し、バカだなあとか哀れだなあとかは思うことはないが、なんだかなあという気持ちはいっぱいである。


思えば彼女はまったく無意味に留学したりしていた。

二週間程度のオーストラリア留学だった。

それはもはや留学ではなく旅行だ。

口では同年代の女性を下にみてバカにしたり、メインカルチャーを蔑んだりしていたがきっと生きづらいことが多かっただろう。


それはそれでしんどい人生だ。


どうでもいいことだが私は合コン等の場で誰もが羨むような美人がいてもついつい
「たしかに美人ですが、僕はそれよりも○○さんのほうがタイプでして・・・」

と、次点、次々点くらいの女性狙いを宣言してしまう。

なんとなく一番の美人狙いはベタだなあ、競争率激しそうだなあと感じ、別にタイプでもなんでもない女をタイプだと偽り
なんとなくその子を狙う。

実に馬鹿げている。こんなに無駄な時間はない。

一番美人が良いに決まってる。

まるで人生だ。

人生と同じだ。

とってつけた理由で蛇の道を拒み、回避する。
結果無駄なことをする。

ちなみに美人でなく性格も悪い奴に関しては見向きもしないことにしている。

できればコミュニケーションもとりたくない。


そういう奴と勘違いしたオカマはこちらがちょっと気を遣うと途端に偉そうに上から調子に乗ってモノを言ってくるので、基本その人種であるとわかった時点で無視することにしている。


臭い物に蓋をする感覚だ。

これも人生と一緒だ。