【読売新聞】



【ワシントン=中島達雄】

 世界銀行は18日、温室効果ガスの排出量削減などの気候変動対策を一層強化しない限り、今世紀末には地球の平均気温が産業革命前より4度上昇し、世界各地に深刻な影響が広がるとして、各国に対応を急ぐよう求める報告書をまとめた。



 「熱を冷ませ。 4度の気温上昇を防ぐ理由」と題された報告書は、各国の地球温暖化対策がまだまだ不十分だと指摘。

現在の平均気温は産業革命前より0.8度上昇しており、各国の温暖化対策が予定通りに講じられても、2100年には上昇幅が4度以上になる恐れがあるとした。



 その場合、
(1) 海面が0.5~1メートル上昇し、多くの島に人が住めなくなる

(2) 猛暑が毎年のように起きる

(3) 洪水や干ばつで農業と水資源が被害を受け、栄養不足が広がる……

といった影響が生じると警告した。