Zeppelin の曲にはいろいろありますが、調性からいったらメジャーキーの曲が圧倒的に多いです。
そんななかで唯一マイナーキーを念頭においたアルバム、それがプレゼンスです。

といっても収録曲全7曲のうちマイナーキーは3曲、メジャーキーは4曲、まぁこんなものだろうという気もしますが、問題はその曲数ではなく使っているフレーズにあります。

Zeppelin のメジャーキーの曲では、ブルーススケールや7th音の使用により、キーコードと1度下のコードの使用が目立っています。
「胸いっぱいの愛を」ではD~Eですね。
これはロックのスタンダードなので全く問題ありません。

じゃぁマイナーキーは??、というと、プレゼンスでのコードの使い方には特徴がありまして、キーコードと1度上のコードを使っているんです。
「アキレス~」ならF#m~Emですね。
本来ならここでのF#mはブルーススケールからもマイナースケールからも外れたアウトローコード(笑)でありまして、実に特徴ある雰囲気を出しています。
「フォー・ユア・ライフ」「1人でお茶を」でもこのコード進行は出てきます。

そのニュアンスは他のアルバムでは聴くことが出来ない独特のものであり、それこそがプレゼンスのエッセンスなんです。
もちろん従来通りのメジャーキーの曲もイケてますが、ここはやはりマイナーキーの曲に注目すべきでしょう。
「そんな細かいこと気にしたことがない」という方、ぜひ気にして下さい。
かっこいいんですから。
メジャーキーの押せ押せモードの曲も大事ですが、マイナーキーの別世界モードの曲も実にいいですよ。

さぁ、これで今日のBGMはプレゼンスで決まりですね。
いや、BGMではダメなんだ。
じっくり聴いてほしいんです。
時間がないのも充分承知のうえでお願いします。
プレゼンスですっ!!。
よろしく。

では、この辺で。

おしまい。