すたすたと現れた洋輔さん。
白いワイシャツに白いドットの付いた黒ネクタイに黒パンツと、ピシッと決めつつ、ラフな感じを出した格好。
洋輔さん「(ミニマイクを付けて喋ります)ようこそいらっしゃいました。
あ、まだ始まってません。
これからですね、皆様にご説明したいと思うんです、思うんです(以後、オードリーの若林さん風で)
ね、コードHって何ですか、しかもプロローグ公演、何がなんだか分かりませんよね、はいはい。まあ、言うとですね、喋ります」
観客「(笑)」
洋輔さん「今も喋っていますけど、さらに喋ります。
それと歌います。はい、ちゃんと歌いますよ。
その時は盛り上がって頂ければと思っております。
それとですね、皆さんと会話したいと思っております。
なので、リラックスして頂きたいのです。
それでですね、今回皆さんには音楽について少し違った楽しさを学んで頂きます。
日常にあるありふれた音楽でも構わないんです。例えば、先日僕が自販機で飲み物を買いました、はいはい。
それで、お行儀良くないですけど、ゴミ箱へ投げ入れたんです(アンダースローのポーズ)。
そしたらですねぇ、空に近かったんですねぇ、カン・・・カン・カカカンと鳴ったんですね。
これがリズムが良くて♪カンカンカカン♪(←サンバ風で。しかも踊る)となったんです
♪カンカンカカンですよぉ?!音楽じゃないですか?!
なので、皆さんにはこういった音楽の違った楽しみを味わって頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。
では、会場の雰囲気をほぐすのと、僕の滑舌を上げるためにも、ちょっと50音をみなさんで言いましょうか?」
観客「50音?!」
洋輔さん「はい、テンポよく♪あいうえお(タンタンタン♪のリズムで)
最後わいうえを、んっ!!(力強く)でお願いします。
はい、御唱和ください」
観客「御唱和?!」
一同「(50音を言う)」
洋輔さん「せ~の」
一同「(力強く)ん!!!!」
洋輔さん「ありがとうございます。
それでは、まずどう行った目線で音楽をするのか、その予習を皆さんにして頂きたいと思います。
ごゆっくりとリラックスしてご覧下さい(お辞儀)」
説明の時点でゆるい(笑)
洋輔さん、きっちりしてるのが舞台袖に入る前に一礼をしてたこと。
お、好印象♪
そして、会場ではコードHの予告編ムービーが流れます。
その後、あれ・・・?これFCRの某校歌・・・?
で、学校のチャイム?
スクリーンに「私立ドレミ学園説明会」と書かれています。
とことこやって来る洋輔さん。
さっきの衣装プラス黒のおしゃれ風ベストを着てきましたね。
洋輔さん「(何故か外人キャラで)どうも初めてまシテ、本日はドレミ学園説明会にお越しいただきありがとうございマス。
私、この学校の教師のドミンゴと申しマス、どうぞヨロシク。
この学園では、音楽の新しい見方を教える学校デス。
それでは、保護者の方々に」
観客「(保護者なのかよという空気)」
洋輔さん「この学校で教えているお子さんの一歩進んだ(ひょいと跳ぶ。かなり跳ぶ)音楽を伸ばす勉強をお教えしマス。
では、まずコチラ」
(スクリーンに五線譜とドレミの音階が並ぶ)
洋輔さん「こちらはドレミファソラシド、これは流石に有名ですネェ!
上に上がる音階ですけど、いちいち数えるとこれ見にくいですネェ。
なので、分かりやすい見方を教えしまショウ。
はい、この上から二番目にあるこちら(レーザーポインタで指す)これがドデス。
これをドミンゴポジションと呼びマス!!」
観客「(笑)」
洋輔さん「ねぇ、私の名前が入っておりマス。
これは有名なドレミですネェ。
では、こちらは知っていますカ?」
(スクリーンの映像にはにへといろはという文字が増える)
観客「お~」
洋輔さん「ね、日本人、音楽にいろは入れちゃっタ。
ね、はにへといろは、これね音楽で習うけど、全然定着してナイ!!!」
観客「(笑)」
洋輔さん「では、ここで問題デス。この左端にあるこの記号は何でしょうカ?」
観客「(手を挙げる)」
洋輔さん「では、こちらの方」
観客「(ごにょごにょ言っている)」
洋輔さん「な、何ですカ?な、何ですカ?」
観客「ト音記号!」
洋輔さん「はい、正解でございます、2回目の(聞き直し)はわざとやりまシタ。
こちらはト音記号でございマス。
このグルグル巻いている真ん中がソで、はにほへとの『と』に当たるので、ト音記号なのです!」
観客「おおお!!!」
洋輔さん「は~い、♪カンカンカカン♪」
観客「(遅れて入ってくる)」
洋輔さん「(めざとく見つける)
お、今からいらっしゃいましたか。
どうもいらっしゃいませ。
今なら・・・まだ間に合います、ではお座りになってください。
(キャラ戻る)それでは、こちらはどうでしょうかネ?」
(スクリーンに違うパターンの五線譜と音符)
洋輔さん「はい、ドミンゴポジション変わりまシタ!
なんで変わったかと言いますと、この左の音符が出たからですネェ。
では、こちらはなんと言うんでしょうカ?」
観客「(手を挙げる)」
洋輔さん「はい、そちらの方」
観客「へ音記号!」
洋輔さん「・・・へ音記号?・・・確かに正解デス。
でも・・・へ?
へ音記号?
(アホキャラ?)へという音が出て悲しくなったぁ〜
・・・(キャラ戻る)我が学園の学園長の音楽川柳デス。
そう思うのデス。はい~、♪カンカンカカン♪
次の記号は難しいですヨ~、ハイ」
(スクリーンにすっげえ難しい記号が出る)
観客「ええ?!」
洋輔さん「分かる人いますかネェ?」
観客「はい!(手を挙げる)」
洋輔さん「えええ?!では、どうぞ」
観客「ハ音記号!!」
洋輔さん「Oh~~~!!!知ってるのですカ?!
そうです、こちらハ音記号と言いマス。
めったに使わないのにあるのデス。
はい、♪カンカンカカン♪(お気に入り?)
では、話を戻しマス」
(スクリーンが2つ前の映像に戻る)
洋輔さん「先程のト音記号、ヘ音記号、ハ音記号。
よくよく考えると、トとへとハしか使っていなく、ホ・イ・ロ・ニが使われていないんですネ。 普通の学校では教えないんですけど、このドレミ学園ではちゃんと教えているのデス。
それでは、皆様に一歩進んだ(ひょいと跳ぶ)、はい、さっきより飛びましタ。
音楽記号を教えしまショウ。
ではまず、ホ音記号デス」
(スクリーンに炊飯器の絵。ちなみにしゃもじが左側。左利き?)
観客「(笑)」
洋輔さん「はい、これが保温記号デス。
やっぱりこれにはみそ汁を付けたくなるのが日本人でしょうカ?
分かりましたか、皆サン。
続いてはイ音記号デス」
(スクリーンにショッピングセンター・イオンのマーク)
観客「(笑)」
洋輔さん「ハイこれがイオン記号です。
ね、全国どこにもあって、お客様感謝デーでポイント貯めるんでショウ。
♪ポイント二倍♪
もっと広めればと思うのデス。
続いてはロ音記号。これはちょっと難しいデス」
(スクリーンに金融会社・アコムのマーク)
観客「え?」
洋輔さん「これ分かりますカ?」
観客「はい!(手を挙げる)」
洋輔さん「おぉ!ではどうゾ」
観客「ローン記号」
観客一同「おおおお!!!!」
洋輔さん「(拍手)はい、正解デス。
ローン記号なのデス。
初めて見ましたカ?
♪ちゃ~んとアコム♪デス。
では、最後。
ニ音記号、これはねぇ、私も考えまシタ。
なかなか当てはまるものがないと思っていたのですが、あったのデス。」
(変な生き物が穴から飛び出してる絵)
観客「??」
洋輔さん「ニョ~ン記号デス」
観客「(笑)」
洋輔さん「勢いよく飛び出したのでショウ、はいはい。
この記号達のことは~(めっちゃいい声で)1時間後に分かる。
(キャラ戻る)え~、皆様、この学園で教えていることを分かって頂けましたカ?
是非、入学のご参考にして頂きたいデス。
本日はご静聴ありがとうございまシタ(お辞儀)
最後に我が学園長の音楽川柳をご覧頂きまショウ」
その後スクリーンが暗くなり、川柳が流れます。
「レもねード、そんなのミものシラねード」
「卒業後開くとたのシい、ドーソー会」
「ドーソー会、ケンカ起きて、大ソードー」
「長調、単調、学園長」
・・・などなどありました。
全部音階が入ってるところはカタカナになるんです(σ´∀`)σ
そして、すたすたと現れる洋輔さん。
ベストは脱いでいます。
洋輔さん「どうでしたか、え~、ここからは普通に喋ります(笑)
いろんな記号もある中で、やっぱり有名なのはドレミ。
ただこれを普通に見るのではなく、人として見るとしたらどうなるのか。
そう思いまして、ちょっとした物語を作ってみました」
はい、ここでさりげな~く、Love Diaryのライブでお馴染み・いっちゃん登場☆
洋輔さん「それではちょっとここで・・・(ポケットをゴソゴソ)
白手袋をさせて頂きます。
ではちょっと移動を・・・(ピアノへ移動)
まず、とある人物をご紹介しましょう。なんでカメラがあるのか理由が分かります」
いっちゃん「(以後、場面に合ったメロディーを弾く)」
洋輔さん「まずは・・・ドのドナルド~!!」
(※スクリーンに男の指人形を指にさしてる姿が見えました。顔の感じは『半熟ラプソディ』のPV風です。ちなみに何故かメガネもしてて、盤にはドレミファソラシドが書かれていました)
洋輔さん「続いては~!ソのソノ子さん~!!(女の指人形。こちらもメガネ)」
観客「(笑)」
洋輔さん「こちらの2人が奏でるのはこの音(ドとソを鳴らす)。
平和ですねぇ~。
そしてデートもして結婚もしまして、アハハハ♪ウフフ♪(指人形でイチャイチャ)したわけですねぇ!(なんか嬉しそう)」
観客「(若干引き気味)」
洋輔さん「この2人の間に子供が産まれました。
アハハ♪ウフフ♪したのであっという間です。
産まれたのは~!ミのミート君です!!(赤ちゃんの指人形を付ける)
はい、なんか尖んがってる物(おしゃぶり)付いてます~!!」
観客「(笑)」
洋輔さん「そして、3人が奏でるのはこんな音です(ピアノを弾く)。
あ~、いいですねぇ。
ドとソの間にミが入ることで和音が出来ました(これって、どれみふぁワンダーランドで宮川さんが言っていたような?)」
いっちゃん「(平和な日常っぽいメロディーを奏でる。『運命で愛』というオリジナル曲らしいです)」
洋輔さん「そして数年経ち、ミート君は大きくなりました。
はいっ!(成長したミート君登場)
はい、幼くして既にメガネをしてます~!!近視用メガネです~!!家族全員メガネです~!!
似た者家族ですねぇ。
そして、ミート君は言いました。
『お父さん、僕ドレミ学園に入りたい!』
お父さんはミート君に音楽を勉強してほしいという教育方針がありましたので、快く入学することになりました。
ある日、ミート君は一歩奥の部屋へ引きこもるようになりました。
それがこの音(ピアノを弾く。マイナーキーのドレミ。ミが♭になります)。
一気に家族の空気が悲しくなりました。
なぜ、ミート君は奥の部屋へ引きこもったのでしょう?
それは前日のお父さんとの会話にありました」
いっちゃん「(ドラクエの宿泊音を鳴らす)」
観客「?!」
洋輔さん「(指人形劇開始)『お父さん!今日学校でドを学んだよ!』
『おぉ、それは良かったな!』
ですが、お父さんは音楽は全く分かっていませんでした。
『今日ね宿題が出たんだ!ドの上の音は何?って問題なんだ!お父さん知ってる?』
お父さんは悩みました。
お父さんは音楽を知らないのですから。
ですが、父親のプライドがありました。
『ドの上だろ?ダヂヅデドだから、その上の・・・デ!!デだ!』
『わぁ!お父さんすごい!これで宿題も完璧だよ!』
翌日、ミート君は学校で発表しました。
(教室の絵をカメラに映す。絵の雰囲気は指人形と同じで)
『ドの上の音はデ!!』(からかう笑い声)」
いっちゃん「(風の谷のナウシカの♪ランランララランランラン♪を弾く)」
洋輔さん「それ以来、ミート君は奥の部屋へ引きこもってしまいました。
お母さんも心配しています。
そこでお母さんはミート君の力になろうと近づきました(ソの♭に移動)。
それがこんな音(ピアノを弾く)。
悲しい・・・。ここでお父さんは考えました。
『お母さん、近くにいてあげるのもいいが、時には離れるのも大事なことだ』
そういってお父さんは席を移動しました(1音下のシに移動)。
するとどうでしょう?(ピアノの弾く)
なんと明るくなったのです!!
そうして、ミート君も外に出るようになりました。
お父さんもこういう時どうしたらいいのか分かるようになりました。
めでたしめでたし」
ここでオリジナル曲を披露。
タイトルは「やっちまうもんです」らしいです。
お父さんが学んだことをテーマにした歌詞。
曲は「8月32日」をポップにした感じでしょうか?
洋輔さん「はい、というわけで、1つの物語をご紹介しました。
さて今度はですね、ちょっと料理の事についてお話しましょう。
皆さんはご存知ですか?料理におけるさしすせそ。
これがそれぞれどういう意味なのか聞いていきたいと思っております。
ここでちょっと着替えを・・・。
衣装チェンジが無いので、エプロンだけでも、よいしょ」
観客「ええええ?!」
洋輔さん「何故だ?!(ゴソゴソしながら緑のエプロンを着る。陶芸教室の先生風に早変わり☆)」
観客「(クスクス笑う)」
洋輔さん「はい、着替えましたよっと。
では聞いてきましょう、まず『さ』!
分かる人!」
観客「(手を挙げる)」
洋輔さん「では、あなた」
観客「砂糖!」
洋輔さん「砂糖、正解です。砂糖のさ。
では、続いては『し』!」
観客「(手を挙げる)」
洋輔さん「では、真ん中のあなた」
観客「塩!」
洋輔さん「はい、塩のしですね。ミネラルたっぷりです。
続いては『す』!」
観客「(笑いつつ手を挙げる)」
洋輔さん「はい、あなた」
観客「お酢!」
洋輔さん「これは答え言ってましたね、はい。
続いてこれがねぇ分からないんですけど、『せ』」
観客「(手を挙げる)」
洋輔さん「はい、どうぞ」
観客「醤油!」
洋輔さん「そうなんですよね、なんで醤油が『せ』なんですかね?」
観客一同「せい油!!」
洋輔さん「(ビックリ)みんな知ってるの?!
そうなんですってね、昔はせい油と言っていたのが醤油になったんですってね。
これがねぇ、納得いかないんですよねぇ、はいはい」
さっきの人「あ、でも!ソースと悩みました!」
洋輔さん「正直でよろしいっ!
ソースを入れるべきだと思うんですよね
最後が・・・『そ』」
観客「(手を挙げる)」
洋輔さん「では、奥の方」
観客「味噌!」
洋輔さん「そう・・・でも、ちょっと待ってください。
み・・・そ・・・
砂糖・塩・お酢・醤油・・・味噌・・・
こいつだけ法則が違う!!!!!(ご立腹)
なんで頭から取らない仲間外れなんだよおおおおお!!
だったらぁ!!『さ・し・す・せ・み』じゃないのかぁあ!!
味噌だけ『あ、法則違くてすみません(猫背)』って肩身狭い思いをしてるんですよ。
なので、私料理教室を開いたらこんな風に教えません。
そこで私は思いました。
ドレミファソラシドの中に調味料が当てはまるのではないか、味噌がちゃんと入るのではないかと考えたのです。
味噌はミソで入るし♪
あ、これみんな知ってるかな、世代的に。
♪サッポロ一番味噌ラーメン♪」
観客「お~」
洋輔さん「あ!知ってる?!良かったぁ~、若くても通じるね!
これね~、CMが上手いなと思うわけですよ。
(ピアノを弾きながら)♪サッポロ一番味噌ラーメン、のミソラがちょうど合うんですよ!!
小林亜星さんですか、お作りになられたのは。
素晴らしいですね。
味噌が1番ということで、ミソを基準とします。
もう21世紀なのですから、もうせい油というのは古い!
ドラえもんがやって来るかもしれない時代です。
そういえば皆さん知ってます?
ドラえもんはドラがカタカナでえもんがひらがな。
あれはなんで全員統一しなかったのか。
更に言うとですね、オープニングの♪やっぱり大好きドラえもん~、の音が違和感があるんです!
(ピアノで弾く)ドラのラの音がミなんですよ?!
ドミえもんですよ?!何故無理矢理にでもラにしなかったのか(ピアノで弾く)、疑問に思うわけですよ。
では、そのお隣りラ、これは何が当てはまるでしょう?味噌ラーメンがヒントです」
misae「(挙手)」
洋輔さん「あ、1番早かったあなた」
misae「ラー油!!」
洋輔さん「そうです~、ラー油ですね。
ヒント出てたんですぐ分かると思いました」
洋輔さん「続いてはですね、シ。
これは塩で行きます。
次はドにしましょう。分かります?」
観客「え?(ざわざわ)」
洋輔さん「これはドミグラスソースです」
観客「えええ?!」
洋輔さん「これは悩みましたよ。
ドミグラスソース?もう一個呼び方がありましたよね?」
観客「デミグラスソース」
洋輔さん「そう、違いがよく分かりませんけども。
どっちなんでしょうかね?
ドミグラスソースだとドミソが当てはまるのです。
なので、ドミグラスソースとします。
さて最後に残ってるのは高いドとレ。
当てはまるのを探しました
それがドレッシング」
観客「ええええ?!」
洋輔さん「入るとしたらこれなんですよ。
ただね、先に入ってるシがありますんですよね。
発音が違いましたね。ドレスィング」
観客「(笑)」
洋輔さん「さて最後、ファ。
これねぇ、ファのつく調味料探しました~(一瞬『ファブリーズ?』と思ったアホな私)。
ありましたねぇ~」
観客「??」
洋輔さん「ミとソ、味噌の間に挟まっているので、ファッとした味噌」
観客「はああ?!(ブーイング)」
洋輔さん「うわっ、思ったよりすごいブーイングっ。
他になかったんですもん!!
俺だって見たことないですよぉ!!
ということで、僕の料理教室で生徒さんに教える時はこう教えたいと思います。
できれば女性の方に来てほしいな~。
そういう思いで作りました曲がございます。
『まな板の上のLOVE』」
完全オリジナルの曲ですね。
ん~、「Write&Left」のテンポを少し下げた感じ・・・でしたっけねぇ?
続いてもオリジナル曲「エンドロール」。
A・Bメロの雰囲気は「月曜日25時」、サビは「好きという言葉の力」、大サビ前のメロディが「162ページのラブダイアリー」?
完全にバラードでございます。
なぜかラグ関連から曲が出ないっす・・・どうしよ(((( ;゚Д゚)))
洋輔さん「ありがとうございます。
・・・衣装までラフになっちゃいましたね(結構序盤からシャツがパンツからはみ出していました)。
失礼しました(シャツインザパンツをする)
バラードを歌ったわけですが、とある女性の心に響いた曲でありまして」
観客「(頷く)」
洋輔さん「あ、ありがとうございます。
その女性というのが・・・ソノ子さんです!」
観客「(やっぱりという雰囲気)」
洋輔さん「ではまた手袋をさせて頂きますよっと。
(ピアノへ移動)
ラブバラードを聞いて恋をしたくなったソノ子さん。
平和な生活から一歩出たくなったのです。
そう、浮気」
観客「ええぇ?!」
洋輔さん「愛人が出来たソノ子さん。
はい、愛人~!!(新たな指人形登場。セーラームーンのタキシード仮面みたいな感じ)
はい、バラくわえております~!!(グラサンまでしてます)
この関係を奏でると~(ピアノを弾く)
はい、ソノ子さんと愛人の後頭部見えません~」
観客「(笑)」
洋輔さん「さて、この状況でお父さんは全く気づかず。
音楽の事も、お母さんの事も全然分かっていなかったのです。
しかし繊細なのは子供のミート君!
ミート君はソノ子さんの浮気を見てしまい、また部屋に引きこもってしまったのです。
そこでお父さんは気づきました。『この場合は離れていれば大丈夫』
しかし、これだと(ピアノを弾く)不安定。
そこでお父さんはある人に相談しました。
おばあちゃんです~!!(指人形登場。おばあちゃんもメガネ)
『お~い、ばあさんや~い(お父さんなのにおじいさんになってる・・・)』
『(志村けんさん風で)あい、なんだって?よっこいしょ、よっこいしょ』
『ばあさん、遅すぎる・・・』
はい、遅いのでワープ!ド~ン!!」
観客「(笑)」
洋輔さん「おばあさんはまず、孫と向き合いました。
孫と絶妙な距離をとり始めました。
するとどうでしょう?(ピアノを弾く。かなり弾きにくそう)
なんと、絶妙な和音へ!
そして今度は嫁と向き合います。
これがソノ子さんとおばあさんだけになると・・・(ピアノを弾く)
はい、微妙な音~。これが嫁と姑の距離感です。
その間にはやはりお父さんと子供がいてこそ成り立つのです。
それを見た愛人は居場所を失い、去って行きました。
そして平和な日々が再び訪れたのです。
『じゃあ、わしぁ帰るねぇ、よっこいしょ、よっこいしょ』
おばあさん遅いのでワープ!!(おばあさんの指人形を投げる)」
いっちゃん「(ナイスキャッチして、自分のピアノの上にちょこんと置く)」
ここで、おばあさん目線の曲へ。
「老いも若きも」というタイトルで、「関白宣言」みたいな曲でした。
サビの歌詞が♪息子よ健康ばかり気を使うな、娘よたまには味を習いに来い、孫よお前は元気なままでいてくれ、欲を言うなら、ひ孫が見てみたい・・・だったかな?
洋輔さん「その後、ミート君は学校へ行くようになりました。
『お父さん、今日も宿題が出されたよ!今度はレの下の音を調べるんだって!』
『レの下・・・』
お父さんは前とは違います。そしてミート君に教えました。
『レの下だろ?・・・レ・・・らりるれろ』」
観客「(まさか・・・な空気)」
洋輔さん「『ロ!』
『流石だねお父さん!今日もばっちりだ!』」
観客「えええええ?!(締まってないよぉ!的な感じで)」
え~、まだ続きます(笑)
洋輔さん、どんだけ喋るのだか・・・
正直、「まな板の上のLOVE」でちょいちょいむせてたんですよね・・・
ステージが明るくなると、学校のチャイムの音が鳴り響きます。
これはもしや・・・
洋輔さん「(再び外人キャラで)どうもお久しぶりデス。
ドレミ学園のドミンゴデス。
学校説明会以来のご対面デス。
本日は授業参観にお越し頂き、誠にありがとうございマス」
観客「(授業参観なの?!という空気)」
洋輔さん「この学校を選んでくださってありがとうございマス。
それでは~、日ごろ、子供たちがどんな事を学んでいるか保護者の皆さまに見て頂きまショウ。
では、みなさん、昨日出しました宿題を見て行きまショウ。
ですが、いきなりだと保護者の方もチンプンカンプンでしょうから、昨日の復習をしまショウ。
昨日は記号についてお勉強しましたネ」
(スクリーンに音楽記号が3列になって並んでいる)
洋輔さん「はい、この真ん中は全部お休みデス。
一番左なんて全部休んでます(全休符です)。
それでは、宿題ハ、(めっちゃ良い声で)保護者の皆さんの似顔絵です」
観客「(笑)」
洋輔さん「ではまずはタロ~君の似顔絵デス」
(スクリーンに似顔絵が表示。♯が目と口、♭が鼻と耳になっている)
観客「おお~!」
洋輔さん「上手に書けましたネ。
フラッとが鼻と耳で上手く表現出来ていマス。
なので、ドミンゴは優しいので、部分点をあげときマス。
では続いてはユキエちゃんの似顔絵デス」
(スクリーンに似顔絵が表示。音楽記号だけで上手い具合に似顔絵に。妙にダンディー(笑))
観客「すげぇ・・・」
洋輔さん「上手に書けましたねぇ。
おひげが全休符、目は4分休符になっていますネ。
帽子も半休符で、ということはユキエちゃんのお父さんは休んでばかりいるのかな~・・・なんてスミマセン。余計なお世話でシタ。
次はジロ~君の似顔絵デス」
(スクリーンに似顔絵が表示。思いっきり外国人風に書かれている音楽記号達(笑))
観客「(笑)」
洋輔さん「ジロ~君のお父さんは外国の方なのでしょうカ?
真ん中にあるのはセーニョですね。
下にあるのはハ音記号。こういう使い方で良いんだと思うんでデス。
妙にカッコよく決まっておりマス。
最後はミート君の似顔絵です」
観客「!」
(スクリーンに似顔絵が表示。心なしかタレ目)
洋輔さん「ミート君のお父さんは優しい顔をしてるのですネ。
とても素晴らしく描けていマス。
それでは、続いての宿題がありましたネ。
♪サッポロ一番味噌ラーメン♪のように、あなたにとっての1番は何ですか?
それを皆さんに考えて頂きましたので、発表させて頂きマス。
まずはタロ~君は何が一番なのでしょうカ?」
(スクリーンに音符が表示)
洋輔さん「これは、何ででしょう、教えた事のない保温記号ですネ。
よく書けていますネ。
そして、その横はドミンゴポジションから数えると、ミ・ソ・シ、その横にあるのは4分休符。
でも、これは完全に『る』デス。
合わせると、味噌汁になるんデス。日本の心をタロ~君は分かっているのデス。
でも、先生優しいので、部分点をあげマス。
次はジロ~君は2つ考えてもらいました。
こちらデス」
(スクリーンに音符が表示)
洋輔さん「まず1つ目はへ音記号とミ。
このへ音記号、ちょっと変ではないですカ?これ完全にカタカナのグになってますヨ。
そしてこれねぇ~、先生も分からなかったのデス。
しかも、4分音符(コレ→?)が本来はこう(左手を上げる)ではなく、こっち(右手を上げる)なんですネ。
要は間違った4分音符とド・・・ミスした音符とド・・・ミスドですカ?!」
観客「おお~」
洋輔さん「これは先生分かるの苦労したヨ~
ということは、ジロ~君は甘いもの好きという事になりまスネ。
先生、また優しいので部分点を2点あげマス。
最後はミート君デス。ミート君の一番は何でしょうカ?」
(スクリーンに音符が表示)
洋輔さん「これね、先生も悩みに悩みまシタ。
レ~レ・ミ・・・ド・・・ワカラナイ・・・
ミート君これではバツです!!間違っているデス!!
ちゃんと書くのデス!
ということで、今日の授業参観はここまでデス
(めっちゃ良い声で)お越し頂きありがとうございました。
(キャラ戻る)それでは、ここで、学園長が作った校歌を歌いマス。
皆さんも歌って頂きたい所がございマス。
♪えいえいおうおう英語~デス。2回しかないので練習しまショウ。
♪えいえいおうおう英語~、そうデス。
学園長らしく、色んな教科が歌詞に入っておりマス。
それでは『学校へ行こう』デス」
曲調は「Love Diaryの一週間」の雰囲気かなと。
上手かったですね~、♪勉強をするカテイカ(家庭科・過程か)、太郎君驚いてズコー(図工)とかしか覚えてないですけど(笑)
間奏中、何故かなぞかけをする洋輔さん。
洋輔さん「枝豆とかけまして、シンガーソングライターと解く。その心はシを(塩・詞)かけるでしょう」
何故このタイミングで・・・?
洋輔さんが舞台袖へ。
しばらくすると、予告ムービーの音楽が。
そして、赤のベレー帽に燕尾服の洋輔さんが登場。
動きが完全におじいちゃん(笑)
洋輔さん「(おじいさんキャラで)どうも初めまして、この学園の学園長です。
なんか先ほど私の作った『学校へ行こう』が聴こえたので、来てみたのですが、もう終わってますね。
では帰ります」
観客「え~」
洋輔さん「分かりました、残ります。
最近、私の学園も生徒の数が増えてきて大変うれしく思います。
でも最近変な子がいましたね。
ドの上の音を『デ』と言ったり、レの下の音を『ロ!』と言ったり。
どういった家庭環境なんでしょう。気になります。
それでは私も最後に1曲歌って良いですか?」
観客「(拍手)」
洋輔さん「それではお言葉に甘えて。ではミュージックスタート!」
歌詞は先ほど出た音楽川柳が歌詞に。
曲調は「GAMBA-LD~ガンバルド~」風だったような・・・?
えっと、洋輔さんのブログによると「学園長ブルース」とのこと。
さっきまでおじいさんキャラだったのに、歌い方は完全に洋輔さんになるんですな(笑)
ブルースと言ってるのにロックンロール風だったのはどうなんでしょ?
暗転し、洋輔さんまたもや衣装チェンジ・・・というかベレー帽と燕尾服を脱いだだけです。
洋輔さん「母さん、今帰ったよ。
今日はミートの授業参観だったんだろ?
え、何?授業参観でバツを貰って、叱ったら奥の部屋に引きこもった?
一体何があったんだ・・・?
ん?これか?(五線譜を手に取る)
なになに、『あなたの一番は何ですか?♪サッポロ一番味噌ラーメンをお手本に作りなさい』
ミートの学校は難しいのを宿題にするんだな。
父さん、全然分からんよ。
これがミートの答えか・・・
ん?これは・・・(高い方の)レ・レ・・・ミ・・・
父さん、ミートに教わったドミノポジションで読めるようになったぞ!!!
次が・・・ん?これは(レ・レと音を繋げる記号・スラー)眼鏡か?
家族唯一の共通点のメガネにも見えるな・・・
あれ?これ、逆じゃないか?こうして・・・(五線譜を半回転)
そうすると、えっと、ファ・ミ・・・ラの下の音だから・・・ん?らの下・・・・らりるれろ・・・
あ!母さん~!!!!!!」
(会場暗転)
さて、ドナルドさんが導き出した答え、お分かりでしょうか?
ひっくり返して音が変わり、ファ・ミになり、ラの下の音をドナルドさん方式で読むと「リ」、そして、音を繋げる記号・スラーがある事により伸ばす音になる・・・つまり「ファミリー」となるのです。
そして、オリジナル曲「Family」。
「ソラ・ソーヤ」のポップ版?かな~と私は思いましたが・・・ん~、表現に困ります・・・
洋輔さん「今日は来て頂き、ありがとうございました(お辞儀)」
いっちゃん「(お辞儀)」
ここからアンコールです。
洋輔さん「ありがとうございます。
プロローグ公演のサブタイトルが『ファミリー』あの・・・ど、どうでしたか?」
観客「(拍手)」
洋輔さん「ありがとうございます!
僕、普段そんなに連絡を取らないんですけど、家族から連絡が来るんです。
被災地で生活が大変らしいのです。
僕も心配してたらですね、先日母親からメールが来まして。
『ソロライブやるんだってね?ケガには気を付けなよ』と。
母親は見抜いているんですね(笑)
どこでケガ(負傷のなのかネタ的になのか・・・)するか分からないんで、念の為『分かったよ』とは返信しました(笑)
サポートで弾いてくれたいっちゃんも同郷ですもんね?」
いっちゃん「そうですね、同じ福島です」
洋輔さん「自分の仕事をすることも出来る事の1つなんじゃないかなと思って、こうして働いているのですが。
そんなことを思いながら曲を書いていたら、先ほどのような歌詞が必然と出てきました。
ということは、90分にわたる曲紹介だったんですよね~(笑)」
観客「(笑)」
洋輔さん「自然と自分に当てはめていったんです・・・あ、私の母親は不倫してませんからね!」
観客「(笑)」
洋輔さん「本当にあったかどうかは僕は知らないで育ちましたけども、恐らくなかったと思います!
では、最後に1曲聞いてください。『僕らは知っている』」
マイナーな曲かと思いきや、ポップな曲。
Aメロが「Good Good Day!」、サビが「ココロ予報」・・・風?
むむぅ・・・(´・ε・`)
洋輔さん「ありがとうございました。
あの、今回こういったライブになったのですが、曲が貯まったらちゃんとしたライブをしますので!
あの、その時はよろしくお願いします」
観客「(拍手)」
洋輔さん「あとですね、席にフライヤーといいますか、チラシを置いておきました(オリジナルの紙封筒付☆ロゴ入ってるだけの白封筒ですが)。
いつもなら宣伝と言いますか、すぐにこういうのありますよって物が入っているんですけど、あの、今日でも余裕で間に合う物ばかり入っています(笑)
それとアンケートですね、最後の方に『これって音楽ですか?』という欄があります。
先ほどの♪カンカンカカン♪みたいなのでもいいんです。
前で歩いているおじさんの足音が音楽に聞こえたでも良いんです。
あの、ネタを募集していますので、よろしくお願いします(何故かニヤリ)。
今日使った音符の似顔絵、あれはINSPiの渡辺崇文に描いて貰いました。
上手く描けるものなんですねぇ!」
観客「あ~(妙に納得)」
洋輔さん「キーボード・市川雄一」
いっちゃん「(お辞儀)」
洋輔さん「出演者・・・(後ろを向いてゴソゴソ)映るかな。
ドナルドファミリー!(スクリーンに指人形勢ぞろい。愛人もいます)」
観客「ばあちゃんは?(ザワザワ)」
洋輔さん「(手に隠していたばあちゃん投入)」
観客「おお!」
洋輔さん「今日は本当にありがとうございました。
(観客席の左・右・中央の順に丁寧にお辞儀)」
・・・とまぁ、こんな感じでしょうか?
映像がメインに近かったので、文章ではちょっと伝わりにくい所があったかなと思います。
未発表曲の表現も中途半端で申し訳ないです・・・。
音源にならないかなと淡い期待をしております。