朝四時半頃、

子宮口8センチとなり、

入院部屋からLDRへとうつり

いよいよだ!

と、気持ちが高ぶる。




陣痛はものすごく痛いが、

あともう少しで

我が子に会えるのだ!

がんばれ、私!



すると、

担当の助産師さん(平野レミ似)

がこう言った。

「まだ赤ちゃんの位置が高い。

赤ちゃんが同じ姿勢で

居続けてる可能性があるので、

陣痛が来たときには

横向きの姿勢になりましょうか」



赤ちゃんが産まれるには

回旋しながら産道を通る。

その赤ちゃんの回旋力というのも

出産には大切な要素だと

本で読んだ。



本を読みながら

「スクリュードライバー!!!」

とかいいながら

回旋してくる我が子を

イメトレしていたのですが。


ずっととどまり続けてるなら

動かしてあげないと

仕方がない。



陣痛来たので、

言われた通りにした。




!!!!!!!!!!!



死ぬほど痛い!!!



ひぃ~!!

死ぬほど痛い!!!!!!!!



もうね、

陣痛抑制ポーズの偉大さがわかる。

横向きの姿勢は

陣痛抑制ポーズをしたときの

10倍は痛い。



声がでる。

痛いい!痛いいい痛い!!

いたい~~~~!!!



陣痛やんでも

次来るのが怖い。



それを一時間半くらい続けた。

もう。きつい。

ほんと、きつい。 



耐えられず、

レミさんに聞く。


「あとどのくらいで産まれますか」




「うーん…えーと、

 あっ、でもっ」





「…午前中には!!!」




時計を見ると朝6時。



気絶しそうになりました。




つづく