スカル
「ぬぅんッ!!」
スカルの気迫に圧倒され怯んでいる蝙蝠男に向けて、
間髪入れずに走り込み、突進する。
蝙蝠男
「キェッ!?」
スカル
「とぉうッ!!」
反応が遅れた蝙蝠男の顔面に、スカル怒りの右ストレートが決まった。
蝙蝠男
「ギオッ!?」
スカル
「とうッ! とぉうッ!!」
攻撃の手は緩めない。顔の次は腹、腹の次はまた顔と、
パンチの弾雨は次々に蝙蝠男のガードの隙間を縫って突き刺さっていく。
蝙蝠男
「キ…ギエエ…!!」
完全にイニシアチブを奪われた。好き放題に攻撃されている事に、
次第に腹を立て始め、
蝙蝠男
「ゲゲゲーッ!!」
蝙蝠男は悲鳴にも似たような奇声を上げ、翼を激しくバタつかせる事で、
スカルを間合いから遠ざける。
スカル
「どうした、まだこんなものじゃ終わらんぞ…!!」