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tbslの漫画覚え書き

漫画を読むのはいいけどどこまで読んだか忘れる、新刊が出たときに設定を忘れてる、そんなことをなくすために備忘録的に漫画の感想を書く

漫画名:ちはやふる
作者:末次由紀
巻数:1~28巻
読んだ期間:9/1~9/2
次巻引き継ぎ:
全国高等学校かるた大会
東京都大会決勝リーグ
瑞沢高校
北央高校
朋鳴高校
冨原西高校
瑞沢は朋鳴に一敗

瑞沢高校
綾瀬千早…主人公
真島太一…千早の幼馴染、千早が好き
西田優征…肉まんくん
駒野勉…机くん
大江奏…かなちゃん
花野菫…太一が好き
筑波秋博…下の句かるた
田丸妹…うざい
北央高校
須藤先輩 どS A級
甘糟 ショタっこ A級
ヒョロくん…万年B級
持田…顧問、焼肉の匂い
朋鳴高校
佐々…オカルト
明石第一女子
逢坂恵夢…毒舌、追っかけ、天然
南先生…元気
富士崎高校
江室凌雅…エロい
山井真琴…ナルシスト
山城理音…キョコタンの孫、感じがいい
日向良彦…ヨロシコ
桜沢先生…厳しい指導者

原田先生…攻めがるた、白波会
坪口さん…白波会、朋鳴高校顧問
若宮詩暢…クイーン
金井桜…かわいいおばさん A級
梨理華…小6
山本由美…前クイーン モメ
周防久志…名人
武村さん…重戦車
村尾慎一…南雲会、名人戦経験者
山城今日子…読手、キョコタン
猪熊遥…元クイーン、産休明け
豪徳寺実篤…スピード昇格のおっさん
田丸兄…うざい

まとめ:
かつてスラムダンクなどからのトレースが問題になった末次由紀のかるた漫画


天才か。
点描やトーンの使い方、コマ割りや線の量に至るまで、確かに少女漫画に違いないのに話の展開の熱さたるや少年漫画顔負けで、なおそこに緻密な心理描写や伏線までも入れていくから完璧
競技かるたのルールなんて全然知らないのに、"感じ"や暗記や送り札、札分けなんでテクニカルなことも理解できる

何せかなり多くのキャラクターがいながらも全員に見せ場があるように思う
千早はもちろん、明確な暗記を武器とする太一が札を呼び込むシーン、机くんがかなちゃんに気持ちを伝えるシーン、独特の価値観で不尽の札を取るかなちゃんのシーン、肉まんくんの「田丸はやれるよ?」座る描写だけでわかる新の天衣無縫さ、ヒョロットカードのシーン、読手の研究もする須藤さん、原田先生は名言だらけだし、軽かったヨロシコもなんだかんだ部長の器、ボールを避けられないのが伏線だった周防名人

こんなにみんなに思い入れを持てる漫画は総じて名作

新が個人的には好き
太一を通じて描かれる新と本当の新のギャップがいい
爽やかで、食えなくて、得体の知れない新と、恥ずかしがり屋で、素直な新の書き分けが非常に魅力的

セリフも非常にいい

「青春ぜんぶ懸けたって強くなれない」?
まつげくん
懸けてから言いなさい

泣くな
おれはまだ泣いていいほど懸けてない
"悔しい"だけでいい

"恥ずかしい"と泣ける心は
美しいと思います

省エネってなんですか…
うちは北央学園じゃないですか
大将が大将と当たって…
副将が副将と当たって…
それで勝たなくてどうすんですか
東京でいちばん強いのは北央学園
なによりおれがそれを見たいんだ!!

「がんばった」も「きつかった」も
風のように流れていってしまう
「結果」は石なんだ
「がんばった」を留めておいてくれる石

チャイムに消えるような
千早に出せんだあんな小さな声
"感じ"悪いから聞こえねーよ

決めゴマと決めセリフ多いなあ
最後のなんかうまいこというよなあ
その中でも特に好きなのは

気付いているかしら
今回の高校選手権で唯の一度も負けなかったのは

福井の綿谷新と瑞沢の真島太一のみ

という桜沢先生のセリフ
このセリフがあるのとないのとでは、太一と新の世界の深まり方が全然違う
なにしろそのまえまでは太一のすごさが霞んでしまってたからね

まあ、古典の先生の
「生みの苦しみを知りなさい」
ってのは末次由紀の心の声なんだろなあ笑

ついに千早も最終学年
名人の嫌がらせのかるたに感心していた太一が名人についていくという熱すぎる展開もあいまって、これからにも最高に期待が持てる





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