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tbslの漫画覚え書き

漫画を読むのはいいけどどこまで読んだか忘れる、新刊が出たときに設定を忘れてる、そんなことをなくすために備忘録的に漫画の感想を書く

漫画名:コンプレックス・エイジ
作者:佐久間結衣
巻数:全6巻
読んだ期間:10/28
まとめ:
コスプレイヤーの抱える苦悩を主題とし、人生における「趣味」の立ち位置について考える漫画

主人公は26歳派遣社員の女性コスプレイヤー
家族や同僚、友人にその趣味を打ち明けられていない
もうこの時点で心に来る人は来るよね
それからやっぱり身バレや年齢の悩み、他のコスプレイヤーとのいさかいなどの辛い展開になっていく

実に充実した、内容の濃い漫画だった
繊細な情景描写でなく、ひどく直接的に、トラブルを通じて主人公の渚は自分の意思を固めていく
うまいことトラブルがありそうでバリエーションに富んでてさらにどれもキッツい笑

どのキャラクターも各々本気で、本気で走ってるからこそ、つまずいたときに大きく怪我をしてる
そんな感じの漫画

この漫画は帯がなかなかいいと思う
「楽しめ。血を流しながら。」1巻
「その趣味に、賞味期限はあるか。」2巻
「趣味に、人生の何%を捧げようか。」3巻
「非難ゼロの作品なんて、無いのと同じ」4巻
「自分のすべてを懸けてきた。だから、さよなら」5巻
「どうしても、好き。そんな幸せな呪いの行方。」6巻

個人的には千田編くらいから少しテンポが早すぎる気がした
りうちゃんのはなしも少し唐突
課長の登場もなんか唐突
公子の話は好き
渚がコスプレを止める話が唐突であっけなくて、でもそこは逆にリアリティがあってよかった
この話は実はグッドエンドじゃなくて良かった気がしてる
課長との最後のシーンは蛇足だったかなあって印象

たかが趣味、されど趣味
それを高次元で考えさせられる漫画だった

現時点での評価:81点