漫画名:黒子のバスケ
作者:藤巻忠俊
巻数:1~30巻
読んだ期間:11/17~21
まとめ:
スポーツの秋ということでスポーツ漫画をばひとつ
週刊少年ジャンプで連載されていたバスケ漫画といえば、「SLAM DUNK」が筆頭であるが、その神域に踏み込んだのがこの漫画
ただ、バスケ版「テニスの王子様」と呼ばれるほど、「能力バトル」感が強い
黒子の存在感の薄さをうまく絵で見せてる
初期は顔とかが普通に下手だったりするし、決めゴマに勢いがない
中盤以降の躍動感のある絵はよい
キャラクターデザインとして、顔が被ってるキャラが多いが、「センターはでかくてごついやつ」「ポイントガードは小さくて食えないやつ」というように戦隊モノのような分かりやすいキャラ付けがあるので多少覚えやすい
わざを見ただけで誰のわざがわかる点もよい
話としては行き当たりばったりが多い印象
灰崎登場も、降旗投入も、もっとうまく布石を作っておいてくれたらもっと盛り上がるのに
さらに、解決してない問題を勢いだけでクリアしたかのように見せてることが多い
作者の質問コーナーはどう考えても銀魂の空知を意識してるような気がしてならない
ゾーンはテニプリの天衣無縫の極みとそっくりだし
ラスト近くでみんなの顔のカットが散らばる演出はスラムダンクっぽい
降旗のシュートとかスラダンの小暮そのもので、やはりそこはスラダンの演出力には及んでいない
準決勝の海常戦が個人的には好き
「最高の選手です 海常の黄瀬くんは」というのがこの漫画の主題である「勝つことよりも大切なこと」に対する答えとしてよかった
「じゃ行くぞ!忘れもんとかねぇな!」
「何言ってんのもう!それをこれからとりにいくのよ」
これは名言
総括して見ると、「トンデモスポーツ物」として「テニスの王子様」よりは主題が明確ではあるが、勢いはなく、読むのに飽きがくる
バスケ漫画としては当然「SLAM DUNK」と比べられるが、やはり及ばない
そうして結局亜流の漫画に落ち着いてしまった漫画であると感じた
現時点での評価:76点