人吉保健所に
元飼い主の家族によって
どうにもならない事情で 持ち込まれた犬
それが 時雨たちでした・・・
個人情報の観点から
詳細は わかりませんが・・・・
元の飼い主さんは 女性であったこと
そのことが 私には とても重要なことに
感じました・・・・
苦手なこと・・・それは 犬たちにとって
はじめて経験すること・・・
だから・・・ その不安を
出来る限り 理解し 寄り添っていく
良いところ できることを 見極めて・・・・
女性が中心の明るい場所で
見守って もらう・・・ 家族構成や 環境・・・・
その判断に ゆきちゃんが 背中を押してくれました
うちの お母さんとお姉ちゃん
それからさ 新しい家族になる小型犬も
我が家は揃ってますよ
ゆきちゃん 保健所出身
愛され わんこに変身した 立派な家庭犬として
怖がりだった犬を 苦手を克服しながら
一喜一憂する 保護犬との暮らしの
楽しさを知る おうちでの 預かり・・・・
時雨は 無事・・・ 卒業しました
ゆきちゃん・・・ 時雨も がんばるからね
ありがとう
到着の時間より だいぶ早く
羽田空港へ・・・
お母さんの方が緊張してるんじゃない？って
って一緒に 夏休みの娘さんと
時雨の お迎えです・・・・
時雨は・・・・
長旅と・・・ 多分 空腹
ねぇ 時雨・・・・
もう 大丈夫だよ・・・・・
おまえの 家族が みんなで
時雨を待っていてくれていたんだよ・・・・
このまま おうちまで
きっと わくわくしながら・・・・
でも 怖がりな時雨を 驚かせないように・・・・
夏休み・・・・
時雨を 保護犬を迎えた おうちで・・・
時雨は 生まれて初めての
いろんなことを 経験していきます
まずは・・
可愛い おねえちゃんのごあいさつから
時雨との 夏休みは 始まりました
ペットショップで買うのではなく
救い出し 守り 導く命があることを・・・・
大人が示し 親が示し・・・
その思いを 純粋な子供たちが
つないでいく・・・ 命のバトンの最終アンカーとして
私たちは
そのチームとなった ご家族を
これからも 見守り 応援していきたいと思います
命のバトン・・・ 被災地人吉の保健所の檻の隅で
震えていた 寂しい目をした犬 時雨は・・・
愛されること 守られることを
これから たくさん 覚えていくでしょう・・・・
人吉保健所の収容犬たちに
未来を つないでくださった
里親さん はちボラ人吉支部一家
そして 応援してくださる 皆様に
心からの感謝を込めて・・・・
収容限界でセンター行回収車要請の
ギリギリからの 大逆転・・・ おめでとう
がんばっていたものね・・・
さぁ 時雨 生きて 生き延びて・・・
幸せになってね
高野由磨子（有美子）のmy Pick