マッシモ・パリス Massimo.Paris先生 イムジチの首席ヴィオリスト

以前にもこのブログで先生の事を書きましたが、出会いは11年前、

スランプで悩んでいた頃に出会って、とても温かいお人柄と的確なアドバイスに心から感動し、先生の言葉が指針となってずっと私を支え続けてくれた方です。

 

昨年の来日から約半年で単身来日され、今回は室内楽の指揮と、ヴィオラ&室内楽のマスタークラスと、リサイタル等、多忙なスケジュールです。

 

私は今回スケジュールに関わっていなかったのですが、ちょうど来日された頃連絡したら、6月5日にコンサートがあるからと誘って頂きました。

2016年6月5日(日)開演14:00 銀座ヤマハホール
アーツ室内オーケストラ2016 銀座定期公演Ⅴ
A ray of light ~一筋の希望~

出演:三谷温(ピアノ) マッシモ・パリス(指揮) 
    小林美恵(コンサートミストレス)
    アーツ室内オーケストラ

曲目:モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 K.136
    ハイドン ピアノ協奏曲 ヘ長調 Hob.ⅩⅧ:3
    加藤旭(熊倉優編曲) A ray of light~一筋の希望~ (ピアノ・弦楽合奏版)世界初演
    ドヴォルザーク 弦楽セレナーデ ホ長調 Op.22

 

♪~先生の指揮を拝見するのは初めてで、小林恵美さん率いるヴィルトーゾの弦合奏がもの凄く豊かに鳴っていて圧巻、驚きでした。

自由で伸び伸び、豊かに音楽がぐいぐい心に飛んでくる感じ、楽しいコンサートでした。

 

このコンサートはピアニストの三谷温さんが企画しているアーツスプレッドのコンサートで、今年5月に病で亡くなった加藤旭さん(没16歳)の作品も演奏されました。病でも人の役に立ちたいという思いが花開いたコンサートで、演奏中泣いている方々もたくさんいらっしゃいました。

でも作品から感じられる心は永遠で、私達の心に生きていきます。

http://mit-on.com/  (アーツスプレッド)

 

 

終演後、先生がロビーに会いに来て下さり、片言の英語でどうにかコミュニケーション、

またお会いできる喜びをかみしめました。

 

写真を撮って頂いたのに逆光でちょっと残念・・・