10月2日、杉並公会堂のイ・ムジチ公演を聴いてきました。

杉並が日本公演の初日です。
2年ぶりですが、やっぱり素晴らしい! 


プログラムは前半・中南米の傑作選

ロメロ、ピアソラ、セルバンテスの作品

音が美しく洗練されて上質、自由で伸びやかでとても素敵な演奏でした。


タンゴも飛び切りエレガントで、ヴァイオリンの元弓でガリガリとリズムを刻むのも美しい!

チェロのソロもめちゃくちゃ上手い!


今回はバックヤードの席を選びました。

すぐ後ろから見ていると、アンサンブルをするのにお互いをとてもよく見ているのが分かります。

私はヴィオラのMassimo,Parisさんのレッスンを受講したことがあり、

フィンガリングやボゥイングを見たかったのですが、よく見えて勉強になりました。


後半、定番のヴィヴァルディの四季、

お客様が楽しみに待っているのがとてもよく感じられました。

まるでお気に入りのスターが出てくるのを待っている感じです。


アンセルミさんの自由で自然で斬新なソロ、

抜群のアンサンブルで調和した音、

純粋で澄んだ音、上質のお酒ほど水に近い、そんな酔い心地でした。


お客様はスタンディングオベーション、

アンコールもたくさん演奏して答えて下さり、人気が衰えない秘密がわかるような素敵なコンサートでした。


終演後にイタリアより早い日本新発売と聞き、CDを購入して全員からサインを頂きました。








先生にも2年ぶりにお会いでき、嬉しかったです。

お写真も撮って頂いたのですが、私が思い切り目をつぶってしまい、ここにupは断念しました。


これから全国を廻る長いジャパンツアー、皆様のご活躍をお祈りしています。