6月12日に三宅達也さんのヴィオラリサイタル
14日の日曜日にはピアニスト梯剛之さんのチャイコフスキー
梯剛之6月12日ピアノリサイタルと14日コンチェルト演奏のお知らせ
を聴いてまいりました。
大先輩の三宅達也さん、
椅子に座られての演奏でしたがどうしたらあの様な音が出せるのか、
音も音楽も芯のあるつややかでとても豊かな演奏でした。
朗々と歌い上げる演奏に、お客様から感嘆のため息が聞こえました。
ブラームスの2つの歌はとても複雑な旋律が絡み合う難曲で、
初回譜読みの練習で私が歌のパートをヴィオラで弾きお手伝いさせて頂きました。
メゾソプラノの愛甲久美さんの歌が素晴らしく、リサイタルをお聴きになり惚れ込んで選んだ曲だそうです。
横山悦子さんのピアノと3つの旋律と音色が調和して深みのあるとても素敵な演奏で、ブラームスのまた新たな面を知った感じがしました。
いつも前向きで真摯に勉強し音楽を愛する三宅さんのリサイタル、心から尊敬し励まされたコンサートでした。
これからもお元気にご活躍されて欲しいと思います。
私は足元にも及びませんが、三宅さんを目標にいつか同じプログラムの曲を演奏できたらと思います。
(三宅さんリサイタル終演後のステージ・素敵なお花のオブジェが添えられて)
日曜日は梯剛之さんのチャイコフスキーのピアノ協奏曲、
おそらくチャイコは初めてのコンサートではないでしょうか。
とても楽しみで是非聴きたいと伺いました。
会場はほとんど満席です。
少しゆっくりめのテンポで丁寧に、でも大胆にピアノのテーマが始まりました。
どの音もフレーズもとても大切に美しく演奏され、広大なロシアの大地や風土、自然まで思いが馳せます。
切々と歌いすべての音楽が心に沁み、曲が終わった時には涙が止まりませんでした。
熱演のアマオケの方達も、終わってステージで何名か涙をぬぐっています。
お客様も共演者も感動で胸が一杯になり、本当に素晴らしい演奏でした。
三宅達也さんのリサイタルも、梯剛之さんの演奏も、とても感動し愛と勇気を頂きました。
実は12日は終電で栃木の実家にたどり着き、
13日の午前中に実家で仏事の式典、お昼は会食、夕方からは生徒さん達のレッスン、14日朝に家を出て埼玉で梯さんのコンサートに駆けつけるという強行軍でした。
どちらも聴けて本当に良かった素晴らしいコンサートでした。
またお勧め音楽会のお知らせを載せますので、是非聴きにおいで下さい。