4日のニューイヤーコンサートの会場は上野の東京文化会館、
補修工事が終わり楽屋もきれいでした。
リハーサル後のステージ
私が音楽の仕事を始めた事、たいていのオーケストラは定期演奏会の会場が文化会館でした。
初めてプロのオケの定期でR・シュトラウスのティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらを弾いたのもこのステージです。
その他たくさんのバレエ団、パリオペラ座やボリショイバレエもオケピットで演奏した記憶があります。
緊張したりとっても楽しかったり ステージの響きもこんな感じだったかな、というくらいやわらかくて記憶が蘇っていたのですが、若い世代の方達は皆初めてだそうで、憧れのステージに立てて嬉しい!と言っていました。
日比谷公会堂や東京文化会館が文化発信の時代から、サントリーホールやオーチャード、池袋芸術劇場が次々できて定期演奏会の会場が移り、ずいぶん足が遠のきました。
バックステージには以前から来日演奏家などがコンクリの柱などにマジックで書いたサインがたくさんあったのですが、それに加え、ポスターやサインがたくさん飾られキャラリーと化していました。
文化会館のとても貴重な足跡、記念資料だと思います。
スタッフさんのステージに対する熱い思い入れが見えます。
天井にも
作曲家 武満徹さんのコーナー
スタッフの想いに、涙出そうになりました。