5年ぶりに仕事でタイにきています。
 
タイと言えばTITC、ラジコン界のみなさんには非常になじみ深い場所ですよね。

食べ物のこととか私が新たに提供できる情報は無いので、あまりなじみがないと思う鉄道に乗ってきたのでご紹介しようかと。
 
今回の滞在地はバンコクの郊外、東京で言えば立川とか八王子のイメージ。
タイ国鉄の駅があって、ディーゼル機関車が引っ張る古〜い客車の列車が走っています。
 
バンコク市街の鉄道の近代化はすさまじい勢いですが、この辺はまだな感じ。

切符の買い方とかわからないので駅を調査。
驚いたことに、ディスプレイには列車の遅れ情報、到着予想時刻などが詳しく表示されています。
時間通りに来るわけないと思っていたんですけど、ほとんどの列車が遅れ無し。

ちなみにGoogleマップで駅をクリックすると、日本と同じようにこういった発着情報が表示されるので超便利。
 
車両は古いけど、サービス面、ソフト面(ソフト麺ではない)が格段に進化、充実したと思います。
 
切符は窓口で目的地を伝えたら簡単に買えました。
駅員さんもとっても親切。
都心までたったの4バーツ(各駅停車)。18円くらい!?
もっと取ってもいいんじゃない?
 

窓全開の列車に乗るなんてほんと子供の頃以来ですよ。
列車に風を受けて乗る。忘れかけていた感覚です。
ちなみにドアも全開。
 
着いたのは都心に近い駅。このあたりは昔の面影を残しています。
 
近代的な都市鉄道の下を列車が走ります。
踏切はだれも一時停止などせず、踏切内でUターンしたり停車したりカオス。
 
新しめの地下鉄に乗って、最近できたばかりというめちゃくちゃ大きな駅に移動。
ここから長距離列車が発着しています。
まるで空港のようなゲート。
窓口で行き先駅を伝え、QRコードが印字された切符を渡されました。
急行だからか20バーツでした。それでも100円しない計算ですから激安。
 
超近代的な駅に昭和40~50年代を思わせる客車が、しかもかなりの長大編成。
寝台車と食堂車もついてます。平日だけどかなり乗ってましたよ。
 
大都会の高架区間を窓全開で疾走します。まあまあ速度出してます。
スマホで測ったら90km/hでした。
できたばかりの最新の電車も併走していましたよ。
ミスマッチ感がたまりません。
 
夜とは言え、この暑い国でクーラー無しはなかなかきつい🥵


ディーゼルの排気を浴びながら30分ほどで滞在地に到着。
この列車は朝まで走り続け、マレーシアの近くまで行くようです。
クーラーが付いている寝台車は天国でしょうね~
 
車内にはちょっと恐いなと感じる目つきをした人もいましたが、銃を持った車掌さん(警察官かな?)もいて治安は保たれていました。
 
昭和と未来が共存する感覚がなんとも言えず、とても楽しい小旅行でした。
 
今週から雨季に入りそうとのことで、週後半は雷雨になることが多かったです。
明日の夜便で帰ります!

ラジコンしたいよ!