最近ダンパーのOリングの種類を変えたんですが、走行するとすぐにパツパツになってしまうんですよ😑
↓こんな感じ
この1年、オイル漏れが結構多いOリングを使っていたせいか、ここまでパツパツになることはなかったんですが、何年か前にも同じ状態になったことがありました。
なんでこんなにパツパツになるのか、気になってしかたがないんです🤔
まず私の最初の仮説です。
①走行中、ダンパーが伸びたり縮んだりするとき、Oリングとシャフトの間から空気を吸い込む。
②空気は上の方に移動していくので、入ってしまった空気は出ていきづらい。
③これを繰り返してどんどんシリンダ内の圧力が上がっていく。
④パツパツダンパーのできあがり😤
ある程度まで圧が上がると、それ以上は空気が入ってこられない状態になると思います。
でも、解せないことがあるんです。
パツパツになった状態で、キャップのビスを外してエア抜きをするじゃないですか。
その直後はパツパツが緩和されるんですが、数分でまたパツパツ(エア抜き前よりは少し弱くなりますが)に戻るんです。
動かさなくても空気が入ってくるのか??
Oリングがよほど緩くて、ガバガバなのか?
う〜ん🤪
でもね、一旦ダンパーを分解、普通に組み直したあとは、走らなければパツパツにならないんです。
ますますわかりません。
また実験です。
一旦ダンパーを組み直し、最後、シャフトを伸ばした状態でキャップのビスを締め込みます。
この状態だとダンパーは棒のように突っ張って縮みません。
縮むためには、シリンダに入っていくシャフトの体積分の逃げが必要なのですが、中は油でいっぱいだし、油は圧縮されても体積が減らないからです。
無理やり手で押し込もうとしますが、Oリング部分から油が漏れる気配はありません。
それでも目一杯力をかけていくと、キャップが圧力に負けて、ベコっと外れてしまいました💥
少なくとも、油に対するOリングのシール性能は悪くないと言えそうですね。
次に気になるのが、普通に引きダンパーとして組む、すなわちシャフトを押し込んだ状態でビスを締めるときのこと。
このとき、空気は中に残っているのか?
先日公開された足立選手のYoutubeでは、キャップをかぶせるときに空気が入って、全部は抜けないとおっしゃっていました。
それじゃあ、ということで思いついた実験が、オイルに完全につけ込んだ状態でダンパーを組み立てること。
これなら組み立てるときに空気が混入することを防げます。
これでどんな動きになるのか興味津々。
この実験でいろんなことがわかりましたよ💡
長くなったので、次の記事へ
つづく〜