最近ゴルフに真剣。

昔から好きではあったのだけど、あまり練習をするわけでもなく、
年に数回、気心の知れた人達とラウンドするくらいだったのですが、
会社の後輩と練習に行った時に「下手ですね」を10倍やわらかくしたコメントを頂戴し、それ以来火がついてます。

その中でも気に入っている練習法は、自分をビデオにとること。
前から、横から、後ろからといろんな角度から自分のスイングを記録してみると、
頭の中で描いていた石川遼君的なスイングをしてるはずの自分とのギャップに驚きます。
そこから自分の目指すフォームに少しずず修正していくと、アイアンの安定性が飛躍的に
向上しました。まずは己をしることって重要ですね。

そんなこんなではまりだして、今まで何気なくやっていたことの理論的な背景とか、
自分みたいなタイプの人はこんなスイングが理想とかいろんな情報を読み漁り、
順調にうまくなっていく.................と思いきや、なんと今までにないようなスランプに。

どうやらいろんなことを詰め込みすぎて、スイングしながらいろんなことを考えだしてから、
体が自然な動きを失ってしまっていたようです。考えた末に、あまり欲張りすぎず、
かき集めたものを何個か選別した上で取り入れることで何とかスランプは脱しましたが、
そこから普段の仕事にも生かせる教訓を学んだ気がしました。

それは、新しい事をはじめるのはすごく難しいことで、情報は与ぎても駄目 ということ。
仕事をはじめて数年たつと、仕事にも慣れてくるのでそれを初めてやった時の難しさを
忘すれて、後輩の仕事ぶりをみていた気がする。また、自分からすると、この辺も教えといてやろう
と「親切心」で思ったことでも、相手が消化しきれない状態であればそれは焦りにつながるだけで逆効果なんですね。

そんなことを思い出させてくれたゴルフ。奥深い。



金曜日から有給を取得して嫁と水戸まで約100kmの自転車旅。自転車・カマキリ

といってもロードレーサーとかではなく、定額給付金で買った20インチ折りたたみ自転車なので、結構これがハードなんです。


20インチはなかなか進まない。

ママチャリにのった齢80歳超えのお爺さんと併走するのにも、30代の全力が必要。


そして、尻が痛い。

ロードレーサーとか、マウンテンバイクとかは頭がサドルより前にくるけど、普通の自転車は頭がサドルの上に来るから上半身の全体重がお尻にかかるんです。


でも楽しい。

帰りは電車に乗り込んで、窓から、行きに自転車でこいできた道のりを振り返るのは格別。茨城まで遠征してきた東京の高校サッカー部員が地元の女子高生を必死に口説いているのをBGM代わりに、今その電車の中で初ブログを記載中です。


前置き長くなりましたが、昨今、会社がワークライフバランスにご執心のようで、毎週のように関連メールが飛んできている状況なんです。それに触発されてか、ワークに偏っていた私の部署も失われていたライフを取り戻すべく、有給取得奨励が出まして、昨日金曜日に休みをとったのもその活動の一環だったわけです。


たぶんワークライフバランスを叫ぶ会社は〔私の会社のように〕ワークに偏っているのだろうから、そんな会社がライフを充実させる第1歩を踏み出すのに必要だなと思ったこと。それは、上司が部下のライフ充実を部下任せにしないことかなと。

ワークに偏っている会社は、そもそも有休取得とか気軽にできる雰囲気になっていないわけで、メールで「有休とれよ」とだけ全社的にアナウンスするだけでは、あまり意味はない。事実、会社としては有休取得奨励のメールは1年前くらいから出てはいたものの、それがきっかけで有給取得回数が増えた人は私の周りにはいなかった。今回、部署全体で期間〔3ヶ月〕と奨励回数〔4日〕を決め、直接の上司が有給計画を部下と話すイベントを持ったのですが、その結果、全員が有給をとったんです。そもそも上司の方が仕事の先の見通しがはっきりしていたり、足りない人員の調整や仕事の期限調整もできる立場にいるわけだから、彼らが積極的に絡む方が部下の人にとっても満足度の高い有給取得計画ができるはずですよね。