武蔵に学ぶ「勝者の文化」

本日の日経産業新聞の①面にあった、ラグビー日本代表のヘッドコーチ、ジョン・カーワン氏の記事。
ラグビーの名将に野球論のDNAをごっそり変えられた私にとっては非常に興味深い記事。
さらに、1日9時間授業、夏休み、冬休み、春休み、はほとんどなく授業が行われる、土曜はいつも試験・・・そんなスパルタ進学校野球部出身の私にとっては、今のラグビー日本代表と考え方は非常にダブる。
歴史は全く詳しくない私でも、武蔵と小次郎の「巌流島の決闘」くらいはわかる。
真実は定かでないとされているが、一般に語り継がれているのは、
武蔵がわざと遅刻をし、ニヒルで眉目秀麗な天才剣士の小次郎を油断させ、スキを見せた瞬間に斬ったという話。
自分より明らかに強い(強いと言われている)相手が出てきた時に、どう立ち向かうのか?
たしかに、「いつも以上に気合を入れて!」「絶対勝つぞ!」という精神論も必要だが、そういうチームはむしろ試合中に迷走し、野球で言えばコールドゲームになることの方が多い。
まず自分達の戦力と相手の戦力をよく知ること。
そしてその距離感を測って数値化すること。
どれだけ劣るのか?をまず知ることが重要だ。
そして、相手(または一般論)が、こちらの弱点だと思うことを違う角度から強みに変える戦略が勝者の分化。
小さな人間が、巨人を倒す時には、「正面から当たらなければいいし、序盤の時間を消費して相手を揺さぶり、バテさせればいいし、一番弱い低いところに当たれば良い」
タックルは「正面から肩でガツン当たるもの」は先入観でしかない。
この相手の先入観を逆手に取ると、一筋の光明が見えてくるといった感じだ。
「あのタマは打てないから、当分打つな・・・そのうち勝手にバテるから」
野球で言えばこれも一つの戦い方だ。
カーワンジャパンの戦いにも注目だな!